
近藤芳正主演で人生のやり直しを描いた自主制作映画『事実無根』は、京都に実在する「そのうちcafe」をそのまま舞台としながら、京都や関西にゆかりのある出演陣・製作陣を揃えるなど、観光都市としてではない京都の日常を温かに映し出した柳 裕章の初監督作品。
近藤芳正さ村田雄浩をはじめとする名俳優たちの上質な芝居と、日本アカデミー賞最優秀賞受賞者を擁す製作陣こだわりの演出で、多かれ少なかれ誰にだって共通する「家族の問題」をテーマに、人生のやり直しが描かれている。2023年末に行われた大阪での先行上映会後は世界各地の国際映画祭に出品しており、25年3月6日現在、計13の賞を受賞中。国境や言語、文化の壁を超え、全世界で高い評価を受けている。そうして迎えた今年、2月21日(金)からは「京都シネマ公演」をスタート。公開初週は、平日を含め連日満席になる盛況ぶりで、当初3月6日まで2週間の予定だった上映期間の続映も早々に決まった。
新宿K’s cinemaでの東京公開を皮切りに悲願の全国展開へ
そんな中、このほど東京公開の舞台と日にちが決定した。5月10日(土)より、新宿K’scinemaにて公開がスタート。京都での盛況ぶりを受け、新宿K’s cinemaでは最初から1日2回の上映を予定している。公開初日は近藤芳正・東 茉凜・柳 裕章監督による舞台挨拶が確定。別日の舞台挨拶も詳細が決まり次第、改めてお知らせする。新宿K’s cinemaでの公開後は、横浜のシネマ・ジャック&ベティ(5月31日〜)が決定しており、その後、順次全国へと拡大させていく予定だ。
世界各地の9つの国際映画祭で13冠達成
8つの映画祭でオフィシャルセレクションに選出
フィンランド・ソラリス映画祭:2024年度「最優秀監督賞」/伊オーピ・ソウルプ _レイス映画祭:2024年度「最優秀作品賞」/伊ローマ・インディーズ映画祭:2024年9月期「最優秀作品賞」/米デトロイト・インディペンデント映画祭:2024年夏期「最優秀長編映画賞」/米ハリウッドベストインディーズアワード:2024年夏期最優秀長編映画(低予算)部門「特別奨励賞」/香港インディーズ映画祭:2024年8月期「最優秀ドラマ映画賞」/印インディーズシネチューブアワード:2024年12期初監督部門「シネヴィジョンアワード」、長編映画部門「シネヴィジョンワード」/同アワード:同年13期主演俳優部門「シネヴィジョンウイナーアワード」、脚本部門「シネヴィジョンアワード」/仏アヴィニョン国際映画 祭:2024年5月期「最優秀ドラマ映画賞」、「最優秀主演俳優賞」/オスロ・インディペンデント映画祭:2024年10月「最優秀長編映画賞
公開表記
配給:MomentumLabo.
5月10日(土)より、新宿K’scinemaほか全国順次ロードショー
(オフィシャル素材提供)