

イントロダクション
第77回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門へ正式出品され、パルム・ドッグ賞を受賞し話題となった『犬の裁判』(原題:LE PROCES DU CHIEN)。
犬の命がかかった裁判を、にぎやかでかつコミカルに描きながら、人間と動物との関係に疑問を投げかける実話からインスパイアされた傑作法廷コメディ。
監督は、俳優・ダンサー・作家・演劇監督として多彩な才能を発揮しているレティシア・ドッシュ。第70回カンヌ国際映画祭カメラドール受賞作『若い女』で、2018年のリュミエール賞最有望女優賞に輝き、近年ではジュスト・フィリッポ監督作『ACIDE/アシッド』や、2024年フランスで公開されたアルノー&ジャン=マリー・ラリュー監督作『Le Roman de Jim(原題)』など数々の話題作に出演している。本作では主人公の弁護士アヴリルを演じながら、初めて監督を務める。
そして、カンヌ国際映画祭の最高賞パルム・ドック賞を見事受賞したコスモスを演じたのは、アクロバティックなサーカス犬のコディ。本作ではサーカス犬としてではなく、彼の内面や感情を出した名演技を見せている。第76回カンヌ国際映画祭でパルム・ドック賞を受賞した『落下の解剖学』の俳優犬メッシに続き、観客らのハートを鷲づかみにした。

ストーリー
負け裁判ばかりで事務所から解雇寸前の弁護士アヴリルは、次の事件では必ず勝利を勝ち取ろうと決意する。そんなときある男から、かけがえのない伴侶で絶望的な状況にある犬コスモスの弁護を依頼される。アヴリルはどうしても見過ごせず、またも勝ち目のない犬を弁護するという不条理に飛び込んでしまうだが――。
(原題:LE PROCES DU CHIEN、2024年、スイス・フランス、上映時間:81分)
キャスト&スタッフ
監督:レティシア・ドッシュ
脚本:レティシア・ドッシュ、アン=ソフィー・バイリー
出演:レティシア・ドッシュ、フランソワ・ダミアン、ジャン・パスカル・ザディ、アンヌ・ドルヴァル、コディ(犬)
マチュー・ドゥミ、アナベラ・モレイラ、ピエール・ドラドンシャン
ギャラリー










予告編
公開表記
配給:オンリー・ハーツ
5月30日(金)、シネスイッチ銀座・UPLINK吉祥寺他にて全国順次公開
(オフィシャル素材提供)