
世界最高峰のバレエ団“ボリショイ・バレエ”を舞台に、完璧なプリマになることに取りつかれたアメリカ人バレリーナの狂気に満ちたサイコ・サスペンス作『JOIKA 美と狂気のバレリーナ』(原題:JOIKA)が、4月25日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開となる。この度、本作の主役を務め、出演作の日本公開が相次ぐハリウッドの超新星タリア・ライダーについてご紹介!
純白のバレリーナは狂気を纏い花開く――
主人公ジョイはボリショイ・バレエ団からスカウトされ単身ロシアへ渡る。希望を持ちアカデミーに入学したジョイを待ち構えていたのは、常人には理解できない完璧さを求める伝説的な教師ヴォルコワの脅迫的なレッスンだった。過激な減量やトレーニング、日々浴びせられる罵詈雑言、ライバル同士の蹴落とし合い。ジョイの精神は徐々に追い詰められていき……。
この壮絶な物語は、2012年にアメリカ人女性で初めてボリショイ・バレエ団とソリスト契約を結んだジョイ・ウーマックの実話がベースとなっている。華麗なバレエ界の裏側で、当時のダンサーたちが直面していた過酷な現実もセンセーショナルに描かれる。
主演はハリウッドの超新星タリア・ライダー。純真無垢な少女から狂気のバレリーナへと変貌していくさまを見事に演じている。そして共演には『女は二度決断する』や『イングロリアス・バスターズ』など多彩な作品に出演し、自身も英国ロイヤル・バレエスクールで学びダンサーを目指していたダイアン・クルーガーが教師ヴォルコワを、『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』でルドルフ・ヌレエフを演じたダンサーのオレグ・イヴェンコがジョイのパートナー・ニコライを演じる。さらには世界的バレリーナのナタリア・オシポワが本人役で登場するなど、現役のダンサーたちが出演し華を添える。
闇に囚われてしまったジョイを待ち受けるのは希望か破滅か……。極限まで追い詰められたエゴむき出しの人間による、誰も見たことのないカタルシスに満ちたステージがいま幕を開ける!
2021年にハリウッドの新時代をリードする6人の俳優に選出!今旬俳優タリア・ライダーとは
『スイート・イースト 不思議の国のリリアン』(3月14日公開)では思春期の危うげな高校生リリアンを、『JOIKA 美と狂気のバレリーナ』(4月25日公開)ではボリショイのプリマを目指すバレリーナを演じ、続々と主演作が公開されるタリア・ライダー。彼女は12歳でミュージカル「マチルダ」のホーテンシア役でブロードウェイ・デビューを果たし、エミー賞を3回受賞した振付師ミア・マイケルズ監督・振付による、ダンスによって社会正義を訴えた短編映画『Only we know』を弱冠15歳にして製作。2020年には『17歳の瞳に映る世界』で主人公オータムの親友であるスカイラーを演じ、確かな演技力とキュートな笑顔で思春期の危うい少女の魅力をスクリーンいっぱいに表現し俳優としてブレイクを果たす。そして2021年には巨匠スティーブン・スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』に出演し、ブロードウェイの常連やビッグ・スクリーンを飾った著名俳優と共に、ジェッツのコーラスを務めあげ、英国版VOGUEの「2021年ハリウッドの新時代をリードする6人の俳優」にも選出された。役者以外にも、2016年に「Broadway Kids Against Bullying: I Have a Voice」というプロジェクトに参加し、70人以上のブロードウェイ・スターと共に、No Bully慈善団体と呼ばれるいじめをなくすために活動している団体への資金集めに協力したり、近年は「イヴ・サンローラン」のアンバサダーとしてティーンのファッション・アイコンとしても注目されている活躍目覚ましい俳優だ。
そんないま最も注目されているタリア・ライダーが本作にて演じるのは、世界最高峰のバレエ団“ボリショイ・バレエ”を舞台に、完璧なプリマになることに取りつかれたアメリカ人バレリーナである主人公のジョイだ。
この役にキャスティングされたことついてタリアは「私の祈りが届いた瞬間でした。自分が深く感情移入できるジョイという役に、自分自身のすべてを心から注ぎ込むことができるんだという喜びがありました。私は演技をすることがもちろん大好きですが、私にとっての一番は、3歳の時からずっと続けているダンスです」とコメント。
タリアはバレエの基礎はあったものの、コンテンポラリー・ダンスの踊り手だったため、ジョイ役を演じるにあたりプライベートで1年間のトレーニングを積んだ。今回合わせて解禁されたボリショイ・アカデミーでの伝説的な教師ヴォルコワ(ダイアン・クルーガー)の鬼レッスン・シーンからも分かるように、彼女は多くのダンス・シーンを代役を立てることなく自身で演じている。彼女の役に対する熱量と誠実さが伝わるシーンとなっている。



また本作の監督ネイピア・ロバートソンはタリアについて「主人公のジョイは、ほとんど全てのシーンに登場する重要な役であり、かつ、とても高いスキルが必要とされ、大きなプレッシャーもかかります。しかしタリア・ライダーは、そんなプレッシャーをはねのけ、僕の期待を優に超えてきました。本当に驚異的な仕事をしてくれました」と絶賛している。
役者としての実力を持ち高い評価も受けているタリアだが、一方で個人のインスタグラムでは飾らない日常の姿から俳優・モデルとしてハイセンスでファッショニスタな投稿も見ることができ、等身大の彼女の姿はティーンの憧れの的になっている。活躍目覚ましい今旬俳優タリア・ライダーから、目が離せない。
さらにバレエ好きの聖地・チャコット代官山本店にて、本作の世界が垣間見られるパネル展の開催も決定!
本作の舞台は、近年、日本での公演はほとんどなくなってしまったボリショイ・バレエ団。ジョイ・ウーマックが所属していた2009年~2012年当時の明かされてこなかったバレエ団の禁断の裏側から、バレエ界のスーパー・スター、ナタリア・オシポアの登場シーンや色鮮やかなダンス・シーンが見られるパネル展が、3/19(水)〜4/27(日)の期間限定でチャコット代官山本店にて開催されることが決定! 今年75周年を迎えたチャコットと本作のコラボは今後も続く予定。ぜひこの機会に代官山本店を訪れてみていただきたい。
<『JOIKA 美と狂気のバレリーナ』公開記念パネル展>
期間:3/19(水)-4/27(日)
場所:チャコット代官山本店1Fスタジオカウンター横階段~2F
https://daikanyama.chacott-jp.com/(外部サイト)

いま最も注目俳優タリア・ライダーがストイックに打ち込んだバレエ・シーンや夢見る少女が豹変していくところを観ることができる『JOIKA 美と狂気のバレリーナ』は4月25日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開。
公開表記
配給:ショウゲート
4月25日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開!
(オフィシャル素材提供)