
数々の話題作を世に送り出し、国内外で高い評価を得ている柚木麻子の小説『早稲女、女、男』が映画化され、2025年3月14日(金)に『早乙女カナコの場合は』として全国公開される。
主人公・早乙女カナコ役を橋本 愛、長津田役を中川大志が演じる。そして監督には『三月のライオン』『ストロベリーショートケイクス』などで知られる矢崎仁司。その他に山田杏奈、臼田あさ美、中村 蒼、根矢涼香、久保田紗友、平井亜門、吉岡睦雄、草野康太、のんといった若手から実力派まで幅広い俳優陣らが出演する。
この度、主人公・カナコ(橋本 愛)と長津田(中川大志)が激しく口論し、祝福の場が一転して修羅場と化す本編映像が解禁された。
柚木麻子の原作小説を実写化した『早乙女カナコの場合は』が、本日より全国公開された。本作は男勝りで過剰な自意識ゆえに素直に甘えることができず、本当は誰よりも純粋で不器用な主人公・早乙女カナコと演劇サークルの先輩・長津田の10年に渡る恋愛模様を中心に、彼女たちと周囲の人々が右往左往しながらも各々が自分を見つめ直していく姿を描いた恋愛奮闘記となっている。
そして今回解禁された映像は、演劇サークル「チャリングクロス」のメンバーが、カナコの出版社への内定を祝う場面から始まる。しかし、和やかなはずの会は、ある一言をきっかけに一気に修羅場と化すのだった。
カナコは長津田と喧嘩をきっかけに疎遠になっていたが、久しぶりに会うということにどこか緊張気味であった。会場に到着すると、目に飛び込んできたのは長津田とサークルの新入部員・麻衣子(山田杏奈)の親しげな様子だった。カナコは、せっかくセットした髪を後ろに結び、ジェラシーを抑えきれず、苛立ちを募らせる……。周囲からは大手出版社の内定獲得を称賛されるものの、長津田が「インターンシップに潜り込んで、散々こき使われて……今頃内定もらってもすごくねぇよ」と冷ややかに放つと、カナコは「卒業もできない人に言われたくないんですけど」と鋭く応戦する。
さらに長津田は「紙の本の未来なんて真っ暗じゃないか。死ぬほど努力して、わざわざ泥舟の業界を選ぶこと自体、俺には無意味に思えるね」と皮肉を込めると、カナコは「うるせぇ。脚本家目指すとか言って一本も書いてないくせに。悔しかったら鮫島文学賞の候補にでもなってから出版批判しろよ」と痛烈な言葉を投げつける。祝福の場は一転し、二人のプライドが激しくぶつかり合う修羅場となる。果たして2人の関係はどうなっていくのか。
またこのシーンの撮影時、原作者の柚木麻子も現場を訪れていたそうで、撮影に使われた居酒屋を見た瞬間、「取材時に訪れた店とそっくりだ!」と驚き、空間の雰囲気だけでなく、店内に漂う匂いまで同じだったと語った。そんな原作通りの場面も、ぜひ注目していただきたい。
映画『早乙女カナコの場合は』は、現代を生きるあらゆる世代の女性たちが共感でき、自分らしく一歩を踏み出すための普遍的な物語となっている。ぜひスクリーンで、カナコたちの不器用ながらもひたむきな生き様をぜひスクリーンでご覧いただきたい。
またこのシーンの撮影時、原作者の柚木麻子も現場を訪れていたそうで、撮影に使われた居酒屋を見た瞬間、「取材時に訪れた店とそっくりだ!」と驚き、空間の雰囲気だけでなく、店内に漂う匂いまで同じだったと語った。そんな原作通りの場面も、ぜひ注目していただきたい。

映画『早乙女カナコの場合は』は、現代を生きるあらゆる世代の女性たちが共感でき、自分らしく一歩を踏み出すための普遍的な物語となっている。ぜひスクリーンで、カナコたちの不器用ながらもひたむきな生き様をぜひスクリーンでご覧いただきたい。
公開表記
配給:日活/KDDI
2025年3月14日、新宿ピカデリー他全国公開
(オフィシャル素材提供)