
昨年12⽉13⽇より公開された映画『⼩学校〜それは⼩さな社会〜』は、絶賛⼤ヒット・ロングラン上映中。当初わずか13館からスタートした⼩規模公開作品が、現在は85館となり、たくさんの⼝コミと応援に⽀えられ、3⽉13⽇現在、動員は71,860⼈、興⾏収⼊は1億円突破という快挙を達成した。
⼭崎エマ監督は、メイン館であるシネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺をはじめ、地⽅の劇場へも積極的に⾜を運び40回を超える舞台挨拶を重ね、終映後にはできる限り観客と話をする機会を持った。
舞台となった⼩学校がある世⽥⾕区では、区の商店街からの協⼒を得て「世⽥⾕から世界へ」をスローガンに地元の作品認知を上げた。【親⼦で⼀緒に観よう︕キャンペーン】では、⼩学⽣を持つ家族の動員を促す割引を実施(⼀部劇場のみ)。加えて、公開後から監督のTVの⽣放送番組出演や新聞のインタビュー記事など、⼤きな特集での紹介が続き、年末年始から⼝コミが広がり、さらに話題作としてメディアにも多く取り上げられた。そして、2025年1⽉、本作から⽣まれた短編版『Instruments of a Beating Heart』のアカデミー賞ノミネートの話題を受け、ニュース番組での監督インタビューなど露出が続き、ドキュメンタリー作として今観るべき1本として⼤きな話題となっていった。
現在も続く舞台挨拶で⼭崎エマ監督は、「『⽇本の教育の全てがダメ』という空気の中にいるだけでなく、いいところにも⽬を向けてほしい。本作をきっかけに教育の現場に光を当てたい」と話している。その思いはいま、⽇本全国に広がり、教育に対する新たな視点を提供し、観客に考える時間を与えている。

今後、本作がさらに多くの⼈々にとって“未来の⽇本”について考え、語り合うきっかけになることを期待したい。『THE MAKING OF A JAPANESE』旋⾵は、まだまだ続く。
公開表記
配給:ハピネットファントム・スタジオ
『⼩学校〜それは⼩さな社会〜』絶賛公開中!