
第97回アカデミー賞®長編アニメーション賞ノミネート、アヌシー国際アニメーション映画祭クリスタル賞(最高賞)受賞をはじめ各国の映画祭を席巻している珠玉のストップモーション・アニメーション映画『かたつむりのメモワール』が、6月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほかにて全国公開となる。
この度、特報映像が解禁になった!
幼い頃から周囲に馴染めず、孤独を抱えて生きてきた女性グレース。カタツムリを集めることだけが心の拠り所だった彼女が、個性豊かな人々との出会いと絆を通して少しずつ生きる希望を見出していく……。
本作は、波乱万丈な半生をユーモアとサプライズ満載で優しく描いた温かな人生賛歌。オスカー受賞歴を持つアダム・エリオット監督が8年間もの製作期間をかけ、<セット数200、小道具700個、総カット数13万5千>という膨大な手作業によって生み出された、愛と情熱にあふれたクレイ・アニメーションだ。時にブラック・ユーモアやビターな現実も織り交ぜながら、人生の喜びと悲しみにそっと寄り添う視点は、批評家・観客双方から絶賛を集め世界中で数々の映画賞を獲得している。
❝まるでティム・バートン×ウェス・アンダーソン×ジョン・ウォーターズ!――Variety❞
この度、クレイ・アニメの魅力がつまった特報映像が解禁!
映像は、幼いグレースが双子の弟ギルバートに涙ぐみながら別れを告げる、切ない場面で幕を開ける。エモーショナルで美しい旋律に乗せ、グレースのよき話し相手であるカタツムリのシルヴィアや、「人生は振り返るものじゃない 前を向いて生きるの」と優しく語りかける大きなメガネとシワシワの顔が特徴的なピンキーなど、グレースが人生で出会っていく個性豊かなキャラクターたちが次々と登場。落ち込んだり笑ったりと色とりどりの表情と動きを見せる彼らから、目が離せない映像となっている。大量のカタツムリグッズと本で溢れかえったグレースの部屋のインテリアなど、細部まで徹底的にこだわり抜かれた背景部分も必見だ。
日本公開を記念してアダム・エリオット監督が来日し、トークイベントに登壇する<スペシャル先行上映>がまもなく開催!
日本でも熱狂的なファンが多い『メアリー&マックス』から約15年の時を経て、待望の最新作となる本作『かたつむりのメモワール』。第97回アカデミー賞®でのノミネートで世界中から注目を浴びたばかりのエリオット監督が来日し、3月18日(火)にシネマート新宿にて、上映後に監督が登壇してのトークイベントつき<スペシャル先行上映>がまもなく開催。客席と監督が直接お話しできるQ&Aも予定している。いち早く映画館の大スクリーンで本作を鑑賞できる、この貴重な機会をぜひお見逃しなく。
『かたつむりのメモワール』公開記念!アダム・エリオット監督 上映後トークイベントつき先行上映
■日時:3月18日(火) 18:30~ (上映時間:94分)
■場所:シネマート新宿 (東京都新宿区新宿3丁目13-3 新宿文化ビル 6階)
■登壇:アダム・エリオット監督
【チケット料金】通常料金 ※ムビチケオンライン、各種ご招待券はご使用いただけません
【チケット販売】シネマート新宿オンラインチケット予約ページ(https://www.cinemart-ticket.jp/shinjuku/schedule/index.php、外部サイト)、シネマート新宿劇場窓口にて販売中
アダム・エリオット監督 プロフィール

メルボルンを拠点にインディペンデントで活動するオーストラリア人のアニメーター、ビジュアル・アーティスト。家族や親族を題材にした短編『アンクル』(1996)、『カズン』(1998)、『ブラザー』(1999)で国内外のアニメーション賞を数多く受賞し、ジェフリー・ラッシュがナレーションを担当した『ハーヴィー・クランペット』(2004)でアカデミー賞®短編アニメーション賞ほか32に及ぶ映画賞を受賞し、一躍世界的な注目を集める。初長編作品『メアリー&マックス』(2009)はサンダンス映画祭でプレミア上映され、アヌシー国際アニメーション映画祭ではクリスタル賞(最高賞)を受賞。劇場上映後も配信で人気を博し、現在ブロードウェイ・ミュージカルとヨーロッパで6つの舞台化が進行している。これまでのキャリアで1000以上の映画祭に招待され100以上の賞を受賞。パリ、日本、カナダ、メキシコ、スペイン、シンガポールで彼の“クレヨグラフィー(クレイ・アニメーションのバイオグラフィー)”の展覧会や回顧展が多数開催されている。
公開表記
配給:トランスフォーマー
6月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿 ほか全国順次公開
(オフィシャル素材提供)