
人気漫画家:石黒正数による傑作青春漫画「ネムルバカ」が実写映画化。メガホンをとるのは『ベイビーわるきゅーれ』シリーズで知られる今最も勢いのある監督、阪元裕吾。本作の主人公は、大学の女子寮の同じ部屋に住む二人。後輩・入巣柚実役を久保史緒里(乃木坂46)が、先輩・鯨井ルカ役を平 祐奈が演じる。本作で2人は初共演、W主演となる。映画『ネムルバカ』は、3月20日(木・祝)に新宿ピカデリー他にて全国公開!
浅野いにお!平尾アウリ!大童澄瞳!
3名の漫画家の「ネムルバカ」愛がほとばしるイラストが到着!
20日(木・祝)についに公開となる『ネムルバカ』。公開を祝して浅野いにお(「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」ほか)、平尾アウリ(「推しが武道館いってくれたら死ぬ」ほか)、大童澄瞳(「映像研には手を出すな!」ほか)から映画『ネムルバカ』の入巣とルカを描いたイラストが到着! どれも日替わりで壁紙にしたくなる!
浅野は冴羽女子寮の部屋でだべる、少し困り顔で先輩・ルカに手を焼いているかのような入巣とだらけたルカの二人を切り取った。カーテンと共にかけられた服、机の散らかり具合から来る「大学生の共同生活」感がリアルだ。

平尾が描いたのは予告にも出てくる、Switchで遊ぶ入巣の膝に疲れて帰宅したルカがするっと滑り込む、二人の日常を覗き見たかのようなワン・シーン。

そして大童はSF(すこしふしぎ)な世界観。自分の前にある“壁”を物理的に掘り進めようと汗を流すルカ。しかしその先は入巣との生活空間というメッセ―ジ性をも感じる一枚だ。映画でも原作を忠実に再現され、グッズとして発売されている入巣の着る「アルマジロ」Tシャツが味わい深い。

上田 誠!伊澤彩織!ぐんぴぃ!ほか熱いコメント到着
そして、応援コメントも解禁! 劇団「ヨーロッパ企画」代表の上田誠は「そんな暮らしがずっと続くといいと思ってた、のに」と入巣とルカの関係性の愛おしさに触れ、『ベイビーわるきゅーれ』主演の一人・伊澤彩織は「間違ってもいいから、大切な友人と話がしたくなった」とコメント。原作愛の塊であるぐんぴぃは「漫画『ネムルバカ』に正直な音楽が重なるとこんなに素晴らしいんだ。満を持してオススメできます」と熱いコメントを寄せた。
コメント
ぐんぴぃ(芸人/春とヒコーキ)
原作が好きすぎるあまり、かなり厳しい目で観たと思う。大学生活を送ったものなら誰しも経験したことがある、ぷかぷか浮いているような気だるい閉塞感と、真綿で首を絞めていることに気づいていないわけではない焦燥感。映画になるのは嬉しいけど、果たしてそんな空気感を実写化できるの?と値踏みするような気持ちで観た。
杞憂だった。SNSがなかった時代の原作は現代版に解釈されていて、漫画ならではのシーンは換骨奪胎されていて。ここ読みたかったんだよな〜!みたいな話も描かれていた。そしてラストのあのシーン。泣いてしまった。漫画「ネムルバカ」に正直な音楽が重なるとこんなに素晴らしいんだ。満を持してオススメできます。
あと、ロングコートダディの兎さんが面白すぎました。
伊澤彩織(俳優/すたんとぱーそん)
間違ってもいいから、大切な友人と話がしたくなった。
感性のままに話す何気ない会話ができたなら、私はきっと今いる居場所を尊く思える。
大人になると、社会というブロックが天秤に乗り、自由が離れてゆく気がしてしまう。
でも、徐々に手放される純粋さに気づいたなら、引き摺ったモラトリアムさえ愛おしくなるだろう。
とた(シンガーソングライター)
将来の夢は何ですか?って質問にドキッとしたことがある人全員に「ネムルバカ」をお勧めしたいです。
面白すぎます。
皆が皆やりたい事があるとは限らないけど、平等に進む時間に焦る日常。高い解像度と脱力感のある会話にどんどん引き込まれていました! 軽蔑したはずのものを、自分の中にも見つけてしまって噛み締めること。観ながらも体感していて恥ずかしくなるほど共感しました。
エレキコミック やついいちろう(芸人/DJ/俳優)
女の子2人のオフビートな会話。冷めているのにとても熱い。知ったようなことを言い煙に巻いてやり過ごす全ての人に中指を立てて歌うこの映画に胸が高鳴りました。人生は続くけど、その瞬間の輝きは永遠だ!
片桐(Hakubi Vo/Gt)
思い出さないように蓋をしてしまっていたり、何も感じないよう誤魔化したりしてきた、身に覚えのある大切な感情ばかりが詰まっている作品でした。入巣と先輩がまだ私の心の中でワイワイやっていてくれているような気がしています。忘れたくない気持ちを甦らせてくれました。
上田 誠(劇団「ヨーロッパ企画」代表/劇作家/脚本家)
ライブハウスってそうかっこいいんですよ。普段からいいなあって思ってる先輩が、ライブハウスで別人みたいなパフォーマンスしてて胸がぐわあってなって、その帰り道に後ろから追いかけてきてくれて一緒に帰れるのなんて最高。次の日いっしょにビデオデッキの配線してるのとか。そんな暮らしがずっと続くといいと思ってた、のに。
末廣末蔵(ジャンル映画大好きツイッタラー)
ここまで魂を揺さぶる”音楽バンド”映画がこれまで日本にあっただろうか……多分無い!
『ベイビーわるきゅーれ』阪元裕吾監督、アクションじゃないのに! 拳銃出てこないのに! それでも観客の心臓は完全に撃ち抜かれる! 主演女優2人の奇跡的な化学反応はどうだ!
冒頭からのオフビートな会話やシニカルな展開も、全てが来るべき“或る瞬間”に向けて周到に、そして確実に積み重ねられていく……これぞ“純映画”的カタルシス! “とにかく観てよ!”としか言えない超傑作!としか言えない!
寺嶋夕賀(映画コラムニスト)
この春に観たい、眩しすぎない青春の日々。
何者でもない自分への焦燥感や、何者でもないからこそ生める熱気を、あの頃、勢いまかせに東京に飛び出してきた自分と重ねて懐かしさに浸る。ルカと入巣、どちらにも心当たりのある感情に刺さりまくって愛おしさが止まらない。
ゆいちむ(映画好きOL)
すごすぎ。高いハードルを余裕で飛び越えてしまう異能持ち、阪元監督にマジで感謝。
永遠に眺めていられる日常系からの急転調、そこから駆け抜けるラストの演出はトリハダでした。
沁み入るような極上のカタルシスに包まれちゃってください!
公開表記
配給:ポニーキャニオン
3月20日(木・祝)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー
(オフィシャル素材提供)