
アジアのA24と称されるタイの映画会社GDH 559が製作を、そして世界16の国と地域でサプライズ⼤ヒットとなった『バッド・ジーニアス危険な天才たち』のバズ・プーンピリヤ監督がプロデュースを⼿がけた『親友かよ』が、2025年6⽉13⽇(⾦)より新宿シネマカリテ、渋⾕シネクイント、池袋HUMAXシネマズほか全国順次公開が決定した。
⾼校3年⽣のペーは転校先でジョーと隣同⼠の席になる。⼈懐っこいジョーに対し、乗り気になれないペーだったが、その⽮先、ジョーが不慮の事故で亡くなってしまう。ある⽇、短編映画のコンテストに⼊賞すると試験免除で⼤学に進学できると聞いたペーは、ジョーの“親友”だと偽り、彼を偲ぶ映画づくりを画策。ジョーの本当の親友や映画オタクたちを巻き込んだ映画撮影が進んでいくのだが――。
初監督を務めたのは、CMやMV制作で活躍するアッター・ヘムワディー。彼の作品のファンだったプロデューサーのバズの希望により、今回の⼤抜擢となった。そして『ふたごのユーとミー 忘れられない夏』の主演コンビ、アンソニー・ブイサレートとティティヤー・ジラポーンシンが再びタッグを組み、⼿探りの映画づくりを通して成⻑していく⾼校⽣たちの愛おしくも戻らない⽇々を瑞々しく演じている。
2024年の第19回⼤阪アジアン映画祭で上映され、⻘春と友情、映画作りへの情熱をふんだんに盛り込んだ、世代を問わない普遍的なストーリーが話題を呼んだ本作。待望の劇場公開となる。
この度解禁されたポスタービジュアルに使われた写真は、バスの⾞内で、⽣前のジョーの笑顔を⾒つめるペーの横顔を⼤きく切り取った1枚。表情は⾒えないながらも、やがてかけがえのない思い出になる他愛のない時間をどこか俯瞰して眺めているような、全世代のノスタルジーをかき⽴てるビジュアルだ。
⼀⽅、特報では、全校⽣徒の前で「僕が愛するものは2つ。亡くなったジョーと、そして映画だ」と嘘ぶくペーに始まり、⼤学進学をかけた⼿作りの映画撮影⼤作戦が展開。そんなコミカルな描写から⼀転、涙を浮かべ、喪失をかみ締めるペーの姿で締め括られる、エモーショナルな特報となった。
公開表記
配給:インターフィルム
2025年6⽉13⽇(⾦)より 新宿シネマカリテ、渋⾕シネクイント、池袋HUMAXシネマズほか全国順次公開
(オフィシャル素材提供)