作品紹介

『テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ』

© Courtesy of Universal Pictures

イントロダクション

 93歳にして初主演を果たしたジューン・スキップによるオレオレ詐欺師に立ち向かうおばあちゃんを描いた前代未聞のスロー・アクション・コメディ『テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ』。
 映画の初主演としては史上最高齢。『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』(13)でアカデミー賞®助演女優賞ノミネートを果たしたジューン・スキッブが93歳(2025年3月現在95歳)にして、その実年齢と同じ93歳のおばあちゃんを演じたのが、この『テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ』だ。しかも電動スクーターでのカー・アクションや、銃撃などアクションもすべて自身でこなしている。
 スキッブを囲むキャストにも注目。テルマの日常の面倒をみる愛すべき孫のダニエル役は、フレッド・ヘッキンジャー。2024年は本作以外に、『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』、『クレイヴン・ザ・ハンター』、アカデミー賞®作品賞ノミネートの『ニッケル・ボーイズ』と話題作に立て続けに出演した、いま最も勢いのある若手スターだ。テルマの娘ゲイルに『ボーはおそれている』(23)などのパーカー・ポージー、彼女の夫アランには、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で最長を誇るシリーズ「エージェント・オブ・シールド」(13〜20)の主人公、コールソン捜査官で知られるクラーク・グレッグが扮している。また『時計じかけのオレンジ』(71)などのレジェンド俳優、マルコム・マクダウェルが映画の後半でキー・パーソンとして登場。さらにテルマと行動を共にするベン役は、『黒いジャガー』(71)の主演などで、1970年代の“ブラックス・プロイテーション”のジャンルを牽引した、こちらも伝説の俳優、リチャード・ラウンドトゥリー。2023年10月に亡くなった彼にとって、これが遺作となった。監督・脚本を手掛けた、本作が長編初監督のジョシュ・マーゴリンが、自身の愛する祖母テルマとの実体験を基に脚本を書き上げた。

© Courtesy of Universal Pictures

ストーリー

 93歳テルマは夫に先立たれ、寂しくも気楽な一人暮らしを謳歌していた。心優しい孫のダニエルがベスト・フレンド。いつもと変わらないはずのある日、一本の電話がテルマの運命を変える。「おばあちゃん、オレオレ。事故を起こしてしまったよ!」刑務所にいるという愛する孫を助けるため、テルマは急いで保釈金の1万ドルをポストに投函する。しかしそれは無情にも、オレオレ詐欺だったのだ……。落胆する娘夫婦を見て、居ても立っても居られないテルマは、詐欺師たちからお金を取り戻す、93歳ミッション インポッシブルの遂行を決意! 旧友の老人ベンを巻き込み、電動スクーターでロサンゼルスの街を駆け巡る、大冒険に出発する! 果たしてミッションは成功するのか……!?

 (原題:Thelma、2024年、アメリカ・スイス、上映時間:99分)

キャスト&スタッフ

 監督・脚本:ジョシュ・マーゴリン
 出演:ジューン・スキッブ、フレッド・ヘッキンジャー、リチャード・ラウンドトゥリー、パーカー・ポージー、クラーク・グレッグ、マルコム・マクダウェル

ギャラリー

予告編

© Courtesy of Universal Pictures

オフィシャル・サイト(外部サイト)

Universal Pictures Japan

  公式X:@Thelma_jp

公開表記

 配給:パルコ ユニバーサル映画
 6月6日(金) TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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