
4月18日(金)より公開となる「フィンランドで最も暴力的な映画」と評されたエクストリーム・ノワール、『血戦 ブラッドライン』の日本公開に向けて、イサ・ユシラ監督から撮りおろしのメッセージ映像が到着した。

商業デビュー作である本作が目指したビジョンや、自分が映画を作るにあたって受けた影響、インスピレーションを与えてくれた監督についてなど、包み隠さずに語り倒す内容となっている。
映画制作の壮絶な舞台裏も含めて、『血戦 ブラッドライン』をより深く楽しめる内容となっていること請け合いだ。
また、監督が着ているTシャツひとつとって見てもジャンル映画好きなら「おっ」と思うはず。
スタイリッシュな映像の裏に隠された、映画マニアの監督によるジャンル映画への熱いラブレターを受け取ってほしい。
幅広い領域で活躍する著名人からのコメント第2弾も到着!
『血戦 ブラッドライン』を鑑賞した著名人からのコメントの第2弾も到着。
今回は声優の野水伊織、書籍『たとえ軽トラが突っ込んでも僕たちは恋をやめない』が大反響を呼んでいるライターの加藤よしき、そして書籍『黒人音楽史 奇想の宇宙』が音楽本大賞 個人賞に選出された暗黒評論家(現:暗黒ワクワク学者・小学2年生)の後藤 護が評を寄せている。
暴力的な映像の美しさを評価する野水伊織、新鋭監督の才気に注目する加藤よしき、ニコラス・ウィンディング・レフン監督との共通項を示唆する後藤 護と、幅広い領域で活躍する三者による三様の観点より映画に切り込むコメントは、否が応にも映画への期待の高まりを呼ぶに違いない。
コメント全文
野水伊織/映画感想屋声優
スタイリッシュなクライム・サスペンスかと思いきや、拷問、肉弾戦、人体破壊、顔面崩壊!
もっと弾け飛べ、もっと残虐にと期待する心を満たしてくれる、スーパー・バイオレンス映画ではないか。
咲き誇るダリアのごとく真っ二つに開いた顔面は、あまりに美麗で思わず「ほうっ」と声が漏れた。
これまでゴアに触れてこなかった人にも見てほしい。
この作品ならば、ゴアの、人体の美しさに気づかせてくれるはずだから。
加藤よしき/ライター(『たとえ軽トラが突っ込んでも僕たちは恋をやめない』)
監督はこれが商業映画デビュー作です。
まず断っておくと、予算ないです。
けれど監督の才気と、彼が目指す場所はハッキリ見えます。
人体破壊、格闘アクション、銃撃戦、哀愁ハードボイルド……。
とにかく、やりたいことは全部やった映画です。
これは才能が爆発する一歩前。そして大事な一歩目です。
次世代のエンタメ業界へ向かう男の、血みどろの若さを感じてください。
なお人体はしっかり爆発するのでご安心を!
後藤 護/暗黒ワクワク学者・小学2年生(『黒人音楽史 奇想の宇宙』『悪魔のいる漫画史』)
イサ・ユシラはフィンランドのニコラス・ウィンディング・レフンなのか!?
ジョニー・ジュエル主宰のイタリアンズ・ドゥ・イット・ベターふうのレトロなシンセポップを多用するDJ感覚と、フィルム・ノワールのダークでスタイリッシュな様式美と、頭ぐちゃぐちゃのゴア・スプラッターとが三幅対をなす『ドライヴ』メソッドの怪作。
しかし何より、映画史上もっとも残酷でショッキングな有刺鉄線の使い方に大仁田厚も(たぶん)驚愕!!!!!!
公開表記
配給:KOOKS FILM
4月18日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサ 他 全国順次ロードショー!
(オフィシャル素材提供)