
「クズとワルしか出てこない」と話題の傑作小説を映画化した『悪い夏』が全国公開中! このたび、第27回ウディネ・ファーイースト映画祭コンペティション部門への出品が決定した。
第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞し「クズとワルしか出てこない」と話題を呼んだ染井為人の傑作小説がまさかの映画化。監督は田中 圭、磯村勇斗、山田裕貴ら実力派の人気俳優たちを主演に迎え、数多くの傑作を作り上げてきた鬼才・城定秀夫。脚本は『ある男』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した俊英・向井康介。主人公・佐々木守を演じるのは、映画・ドラマの大ヒットが続く北村匠海。真面目に生きるも、気弱な性格ゆえに犯罪に巻き込まれていく男の姿を渾身の力で体現する。更に色仕掛けで佐々木を犯罪へと巻き込んでゆく育児放棄寸前のシングルマザー・愛美を演じる河合優実をはじめ、裏社会の住人で犯罪計画の首謀者・金本役に窪田正孝、正義感に燃える佐々木の同僚・宮田役に伊藤万理華、愛美に肉体関係を強要する佐々木の先輩・高野役に毎熊克哉、金本の愛人・莉華役に箭内夢菜、金本の手下でドラッグの売人・山田役に竹原ピストル、息子と2人困窮した生活から万引きに手を染める古川佳澄役に木南晴夏など豪華俳優陣がクズを狂演! 中毒者続出の極悪小説と日本映画界の旗手たちの奇跡の化学反応が、衝撃のサスペンス・エンターテインメントを生み出した。
第27回ウディネ・ファーイースト映画祭<コンペティション部門>出品決定!
「彼らが異国の地でどのように受け止められるのか、怖くもあり、楽しみでもあります」
現在公開中の本作。観客からは、“本当にクズしか出てこなかった”“悲惨なんだけど、終わった後に何故か爽快感がある!”“最後に少し希望があってよかったー”などさまざまな言葉で感想があがっており、エンターテインメント性が多くの観客の心をつかんでいる。この度、第27回ウディネ・ファーイースト映画祭<コンペティション部門>への出品が決定した。
「ウディネ・ファーイースト映画祭」は、ヨーロッパ最大のアジアで製作された映画作品にフォーカスする映画祭で、毎年イタリア・ウディネで開催されている。同映画祭ではこれまでも、白石和彌監督作『碁盤斬り』が批評家により選出されるブラック・ドラゴン賞、内田英治監督作『ミッドナイトスワン』が観客賞を受賞、また北野 武や倍賞千恵子らに生涯功労賞が贈られるなど、珠玉の日本映画作品や名俳優に注目してきた。
出品が決まった知らせを受け、監督の城定は「この映画の登場人物のほとんどは、社会的にはダメな人間や悪い人間です。あるいは、人間らしい人間と言いかえることができるかもしれません。そんな奴らの滑稽さや愛おしさを映画に閉じ込めたいと願いました」と本作に託した思いを改めて語り、「彼らが異国の地でどのように受け止められるのか、怖くもあり、楽しみでもあります」と映画祭での反響に期待ものぞかせた。城定は、同映画祭では監督と脚本(脚本は今泉力哉と連名)を務めた『愛なのに』で最優秀脚本賞の受賞経験はあるが、“クズとワル”たちが世界の観客の目にどう映るのか、現地の反響が楽しみだ。
また今年は、『悪い夏』とともに、城定が監督を務めた『嗤う蟲』も同部門へ出品されることも発表され、“城定作品ファン”にとっては2作品同時に鑑賞できるまたとない機会にもなっている。第27回ウディネ・ファーイースト映画祭は、4月24日~5月2日(現地時間)に開催。
真面目に生きる気弱な公務員の破滅への転落と“今そこにある”恐怖を描く狂乱のサスペンス・エンターテインメント『悪い夏』は全国公開中。
城定秀夫監督 コメント全文
この度、ウディネ・ファーイースト映画祭に選出していただけたこと、大変嬉しく、光栄に思います。
『悪い夏』は日本の社会問題のひとつである生活保護不正受給をめぐる物語なのですが、いわゆる社会派映画とは趣を異にした作品にしたいと考えました。
この映画の登場人物のほとんどは、社会的にはダメな人間や悪い人間です。あるいは、人間らしい人間と言いかえることができるかもしれません。
そんな奴らの滑稽さや愛おしさを映画に閉じ込めたいと願いました。
彼らが異国の地でどのように受け止められるのか、怖くもあり、楽しみでもあります。
公開表記
配給:クロックワークス
全国公開中
(オフィシャル素材提供)