作品紹介

『ぶぶ漬けどうどす』

© 2025「ぶぶ漬けどうどす」製作委員会

イントロダクション

 京都が好きすぎる主人公が、“京都愛”が強すぎるために大騒動を引き起こしてしまう映画『ぶぶ漬けどうどす』。
 本作の舞台となるのは、歴史に名を残す寺社仏閣が点在する美しい街並みや、悠久の時を超えて受け継がれてきた伝統文化が、世界中の人々を魅了する古都・京都。そんな京都が大好きすぎて、この街のいちばんの理解者になろうとした主人公が、思いもよらず引き起こした大騒動を描くシニカル・コメディが誕生した。騒ぎの火種となるのは、「本音と建前」を使い分ける県民性。その技を器用に駆使する<京都人>と、東京から来た<ヨソさん>である主人公との攻防が、面白おかしく展開する。だが、それは京都という迷宮への入口に過ぎない。<ヨソさん>も<生粋の京都人>さえも、京都を愛すれば愛するほど、奥の深すぎる不可思議なこの街に飲み込まれてゆく──。
 東京から京都の老舗扇子店に嫁いできたフリーライター・澁澤まどか(しぶさわ・まどか)を演じるのは、映画『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』(23)や、映画『嗤う蟲』(25)で主演を務め、シリアスからコメディまで多彩に演じる俳優・深川麻衣。
 まどかの義母である老舗扇子店の女将・澁澤 環(しぶさわ・たまき)には、40年以上のキャリアを持ち今なお活躍の幅を広げる室井 滋。義理の娘となるまどかをにこやかに迎える笑顔は、果たして本音なのか建前なのか――!? 演じた室井は、行楽客で賑わう秋の京都で正真正銘の老舗をお借りして敢行した撮影を振り返って「インバウンドで大盛り上がりの街なかで、ロケ中にも、京都のリアルな違和感を覚えました。冨永監督のそれらを見逃さない視線がとても面白かったです」とコメント。
 さらに、まどかの仕事仲間である漫画家・安西莉子(あんざい・りこ)役に小野寺ずる、京都の老舗料亭の女将・竹田 梓(たけだ・あずさ)役を片岡礼子、まどかの夫で扇子店の長男・澁澤真理央(しぶさわ・まりお)役の大友 律、まどかが出会う大学教授・中村 航(なかむら・わたる)役に若葉竜也、まどかの義父で環の夫・澁澤達雄(しぶさわ・たつお)役を松尾貴史、京都で不動産業を営む上田太郎(うえだ・たろう)役に豊原功補ら、日本屈指の実力派俳優たちが集結!

 監督を務めるのは、『南瓜とマヨネーズ』(17)、『白鍵と黒鍵の間に』(23)など、唯一無二のユーモアセンスに定評のある冨永昌敬。『his』(20)、『そばかす』(22)の脚本家・アサダアツシが構想7年を費やした完全オリジナル作品が満を持して公開となる。

© 2025「ぶぶ漬けどうどす」製作委員会

ストーリー

 京都の老舗扇子店の長男と結婚し、東京からやってきたフリーライターのまどかは、数百年の歴史を誇る老舗の暮らしぶりをコミック・エッセイにしようと、義実家や街の女将さんたちの取材を始める。しかし、「本音と建前」の文化を知らず、女将さんたちを怒らせてしまう。猛省したまどかは、京都の正しき伝道師になるべく努力するが、事態は街中を巻き込んで思わぬ方向に──。

 (2025年、日本)

キャスト&スタッフ

 出演:深川麻衣
    小野寺ずる、片岡礼子、大友 律 / 若葉竜也
    山下知子、森レイ子、幸野紘子、守屋えみ、尾本貴史、遠藤隆太
    松尾貴史、豊原功補
    室井 滋

 監督:冨永昌敬
 企画・脚本:アサダアツシ
 音楽:高良久美子、芳垣安洋
 製作:清水伸司/太田和宏/佐藤央
 企画・プロデュース:福嶋更一郎
 エグゼクティブ・プロデューサー:松岡雄浩/赤須恵祐
 プロデューサー:石川真吾/横山蘭平
 撮影:蔦井孝洋
 製作幹事:メ~テレ/東京テアトル
 制作プロダクション:さざなみ

ギャラリー

予告編

© 2025「ぶぶ漬けどうどす」製作委員会

オフィシャル・サイト(外部サイト)

bubuduke.jp

 公式X:@bubuduke_movie

公開表記

 制作・配給:東京テアトル
 6月6日(金) テアトル新宿ほか公開

(オフィシャル素材提供)

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