イベント・舞台挨拶

『北浦兄弟』初日舞台挨拶

©「北浦兄弟」製作委員会

 登壇者:中野マサアキ、大塚ヒロタ、山下容莉枝、加藤 満、関口アナン、芦原健介、西山咲子、如月まりな、辻野正樹監督
 MC:荒井志郎

 辻野正樹監督『北浦兄弟』が4月12日(土)に渋谷・ユーロスペースにて初日を迎えた! 初日舞台挨拶には、主演の中野マサアキ、大塚ヒロタほかキャストが勢ぞろいし、辻野正樹監督と共に登壇した。

 主演の中野マサアキ、大塚ヒロタほか総勢の8名の出演者と共に登壇した辻野正樹監督は、「主演でありプロデューサーの中野マサアキと共に4年前から企画を立ち上げて、大変なこともたくさんありましたが、ようやく皆さんに観てもらうことができました」と感無量の思いで話した。
 続けて主演の中野マサアキは、「企画を立ち上げたのはちょうど、コロナ渦の時期だった。役者を20年以上続けてきて、やり残したことがないかなとふと考えてしまった。その時に思ったのは、主演の映画というものが、まだなかったな、と。それだったら自分で企画しようと思ったのが始まりです」と語った。
 W主演の大塚ヒロタは、もともと知り合いだった中野からオファーされた。台本を読ませてもらったらとにかく笑ってしまい、出演を快諾したという大塚。「ニートでだらしない兄貴と対照的に、エリートにみえる弟役とオファーを貰ったのですが、(台本を)読めば読むほど、兄と同様に自分もぽんこつじゃないかと思った(笑)。ただ、劇中のこの兄も弟も真剣に生きている。いろいろと足りてないけど。でも考えてみたら、人生ってそうだよな、なんて考えて、普段の人生を膨らませるみたいなイメージで演じました」と語った。

 一昨年の5月に8日間で撮影したという本作。低予算・小規模な現場だったというが、だからこそ、全員が力をあわせて、楽しく作ったと、それぞれの出演者からほっこりする現場エピソードも語られた。

 映画が完成してからこの映画を本当に上映してくれる映画館があるのか、映画祭でかけてもらえるのか、お蔵入りになるのでないかと心配が絶えなかったという辻野監督。最後に「どうでした? 面白かったですか?」と観客に辻野が問いかけると、劇場は大きな拍手で包まれ、舞台挨拶は和やかに幕を閉じた。

 『北浦兄弟』は引き続きユーロスペースで上映中。期間中は連日イベントも開催予定。詳細は劇場ホームページをご覧いただきたい。

公開表記

 配給:GACHINKO Film
 2025年4月12日(土)よりユーロスペースほかロードショー!

 (オフィシャル素材提供)

関連作品

スポンサーリンク
シェアする
サイト 管理者をフォローする
Translate »
タイトルとURLをコピーしました