作品紹介

『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』

©2007 福田ますみ/新潮社 ©2025「でっちあげ」製作委員会

イントロダクション

 20年前、日本で初めて教師による児童への虐めが認定された体罰事件。報道をきっかけに、担当教輸は『史上最悪の殺人教師』と呼ばれ、停職処分になる。児童側を擁護する550人の大弁護団が結成され、民事裁判へと発展。しかし、法廷は担当教諭の完全否認から幕を開けるのであった。第6回新潮ドキュメント賞受賞、福田ますみのルポルタージュ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』(新潮文庫刊)を映画化。
 主人公の薮下誠一を演じるのは綾野 剛。『ヤクザと家族 The Family』(2021)、『カラオケ行こ!』(2024)など国内外で高く評価される作品への出演が相次ぎ、2024年にはNetflixシリーズ「地面師たち」で社会現象を巻き起こすなど常に先頭を走り続けている。
 監督は三池崇史。『悪の教典』(2012)、『初恋』(2020)、『怪物の木こり』(2023)など映画での活躍は言わずもがな、2025年にはTVドラマ「新・暴れん坊将軍」でも監督をつとめるなど精力的に活躍の場を拡げ続ける。
 また共演には柴咲コウ、亀梨和也、木村文乃、大倉孝二、迫田孝也、光石 研、北村一輝、小林 薫ら豪華キャストが勢揃いとなっている。

©2007 福田ますみ/新潮社 ©2025「でっちあげ」製作委員会

ストーリー

 2003年。
 小学校教諭・薮下誠一(綾野 剛)は、保護者・氷室律子(柴咲コウ)に児童・氷室拓翔への体罰で告発された。
 体罰とはものの言いようで、その内容は聞くに耐えない虐めだった。
 これを嗅ぎつけた週刊春報の記者・鳴海三千彦(亀梨和也)が“実名報道”に踏み切る。
 過激な言葉で飾られた記事は、瞬く間に世の中を震撼させ、薮下はマスコミの標的となった。
 誹謗中傷、裏切り、停職、壊れていく日常。次から次へと底なしの絶望が薮下をすり潰していく。
 一方、律子を擁護する声は多く、“550人もの大弁護団”が結成され、前代未聞の民事訴訟へと発展。
 誰もが律子側の勝利を切望し、確信していたのだが、法廷で薮下の口から語られたのは――「すべて事実無根の“でっちあげ”」だという完全否認だった。
 これは真実に基づく、真実を疑う物語。

 (2025年、日本)

キャスト&スタッフ

 出演:綾野 剛、柴咲コウ
    亀梨和也、大倉孝二、迫田孝也、三浦綺羅
    木村文乃、光石 研、北村一輝
    小林 薫

 監督:三池崇史
 原作:福田ますみ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』(新潮文庫刊)
 脚本:森ハヤシ
 制作プロダクション:東映東京撮影所 OLM
 制作協力:楽映舎

ギャラリー

予告編

©2007 福田ますみ/新潮社 ©2025「でっちあげ」製作委員会

オフィシャル・サイト(外部サイト)

detchiagemovie.jp

 映画公式X(旧Twitter)、Instagram:@detchiagemovie
 ハッシュタグ:#映画でっちあげ

公開表記

 配給:東映
 6月27日(金) 全国公開

 (オフィシャル素材提供)

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