
世界中が注目する中、後任を選ぶコンクラーベにおいて第266代教皇に選出され、明るく飾らない人柄から幅広い層から熱烈な支持を集めたローマ教皇フランシスコが、2025年4月21日に88歳で逝去された。
追悼の意味を込め、愛にあふれるローマ教皇の知られざる真の姿に迫るドキュメンタリー『旅するローマ教皇』を5月2日(金)より、新宿シネマカリテにて1週間限定で再上映することが決定した。
『旅するローマ教皇』再上映
【上映期間】5月2日(金)~5月9日(金)
【上映劇場】新宿シネマカリテ
(〒160-0022 東京都新宿区新宿3-37-12 新宿NOWAビルB1F)
劇場HP:https://qualite.musashino-k.jp/(外部サイト)
アカデミー賞®ノミネート『海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~』の他、数々の傑作ドキュメンタリーを手掛けるジャンフランコ・ロージ監督作。
愛にあふれたローマ教皇の語られることのなかった、真の姿に迫るドキュメンタリー
ローマ教皇の旅――2013年のランペドゥーサ島から始まり、2022年のコロナ禍のマルタ共和国まで。難民問題、紛争に苦しむ中東やアフリカ、アメリカでは平和について語り、被爆地である日本では黙とうをささげ、カトリック教会で起きた性的虐待については謝罪する……。「旅とは知的で精神的な修行だ」と語る教皇は、世界各国へ足を運び、笑顔で手を振るだけでなく、市井の人々と触れ合い、話を聞き、夢見ることの大切さを伝える。垣間見える明るく飾らない人間性。様々な世界の問題に耳を傾け、語る教皇フランシスコの言葉は、現在の社会情勢を映し出し、私たちの心をゆさぶる――。
第266代ローマ教皇フランシスコについて
1936年、アルゼンチン生まれ。本名はホルヘ・マリオ・ベルゴリオ。2013年3月に行われたコンクラーベ(教皇選出のための選挙)にて、第266代教皇に選ばれ、フランシスコと名乗るようになる。史上初のアメリカ大陸出身のローマ教皇であり、日本にはじめてキリスト教を伝導したとされる聖フランシスコ・ザビエルと同じイエズス会から初めて選出された教皇でもある。大のサッカー好きで、明るく飾らない人柄が人気を集めており、“庶民派教皇”“ロックスター教皇”などと呼ばれることも。2019年11月には、ローマ教皇としては38年ぶりに日本を訪れ、長崎、広島で祈りを捧げたほか、東京ドームでは5万人を熱狂させた。
2025年4月21日に88歳で逝去。
公開表記
配給:ビターズ・エンド
5月2日(金)より、新宿シネマカリテにて1週間限定で再上映
(オフィシャル素材提供)