
イントロダクション
「響け!ユーフォニアム」で知られる武田綾乃による原作「愛されなくても別に」の映画化が決定、日本最年少でカンヌ国際映画祭への出品を果たした井樫 彩が監督をつとめ、南 沙良が主演する。
原作は2021年に第42回吉川英治文学新人賞を受賞した武田綾乃の同名小説。テレビアニメ化などで大ヒットした「響け!ユーフォニアム」シリーズ作者による、新時代の青春ストーリーが、若干29歳の新鋭監督・井樫彩の手で実写映画化された。『溶ける』(16)が第70回カンヌ国際映画祭シネフォンダシオンに日本人最年少で正式出品され、続く『真っ赤な星』(18)も、レインダンス映画祭コンペ部門にこちらも長編映画としては日本人最年少で正式出品。
毒親、虐待、性暴力など家族間で生じる問題から社会のひずみに切り込みつつ、その世界をサバイブする女性たちの清々しさと、「不幸中毒」からの脱却までを鮮やかに描く。


ストーリー
宮田陽彩(みやた・ひいろ)(19)は、“クソ”のような大学生活を送っていた。
大学に通い、それ以外の時間のほとんどを浪費家の母に変わっての家事とコンビニでのアルバイトに費やし、その中から学費と母と2人暮らしの家計8万を収める日々。遊ぶ時間も、金もない。
何かに期待して生きてきたことがない。親にも、友人にも……。
いつものように早朝にバイトを終えた宮田は、母のために朝ご飯を作り、家事をした後に大学に登校していた。そこで大学の同級生であり、バイト先の同僚でもある 江永 雅(えなが・みやび)(24)のひょんな噂を耳にする。威圧的な金髪、メイク、ピアス──バイト先ではイヤホンをつけながら接客する、地味な宮田とは正反対の彼女の噂。
「江永さんのお父さんって殺人犯なんだって」
他の誰かと普通の関係を築けないと思っていたふたり。ふたりの出会いが人生を変えていく――。
(2025年、日本)
キャスト&スタッフ
出演:南 沙良、馬場ふみか
本田望結、基 俊介 (IMP.)、伊島 空、池津祥子、河井青葉
監督:井樫 彩
原作:武田綾乃『愛されなくても別に』(講談社文庫)
脚本:井樫 彩/イ・ナウォン
企画・プロデュース:佐藤慎太朗
製作幹事・制作プロダクション:murmur
ギャラリー















予告編
オフィシャル・サイト(外部サイト)
公式X&Instagram:@aisare_betsuni
公開表記
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
2025年7月4日 新宿ピカデリーほか全国ロードショー!
(オフィシャル素材提供)