『ONE PIECE FILM RED』は、昨年8月6日(土)に公開してから今まで多くの人が足を運び、観客動員数1379万人、興行収入190億円にのぼる大ヒットを記録した。たくさんの応援に支えられ、約半年ものロングランとなった『ONE PIECE FILM RED』だが、この度1月29日(日)をもって、遂に終映いたします。そしてこの度、1月28日(土)に『FILM RED』最後の舞台挨拶、フィナーレ大宴が実施された。
本イベントには、ルフィ役の田中真弓をはじめ麦わらの一味を演じる豪華キャスト陣とウタ役・名塚佳織が登壇。麦わらの一味、そしてウタと“みんな、ありがとう!”と描かれたバックパネルを背にキャストが登場し、大きな拍手に迎えられ、イベントはスタートした。
イベント当日、1月28日(土)で公開176日目を迎えた本作。大ヒット超ロングランとなった心境を聞かれると、田中は「こんなことは、人生の中でも初めて。ありがとうございます!」と大ヒットを噛みしめながら、ライブビューイングでつながる全国のファンを前に改めて感謝の気持ちを述べた。
2021年11月に映画の公開が発表されてから1年以上もの間、盛りだくさんの展開があった本作。イベントで、“FILM REDを振り返ろう!フリップトーク”と題して、印象に残っている出来事を振り返った。まず、田中は、昨年の7月に実施されたワールドプレミアin日本武道館でのフォトセッションの際の【特効さんとの攻防】と回答。田中の「FILMRED開幕だ!」というきっかけセリフで、キャノンテープが発射するという段取りであったにも関わらず、まさかのセリフ間違い。特効スタッフさんを困らせたという出来事を披露。キャスト陣も当時を振り返り、笑いが起こった。ゾロ役 中井和哉は、【ヤラセバトル】と書かれたフリップを見せながら、ワールドプレミアin日本武道館でサンジ役の平田広明から「俺たち2人がいがみ合うとみんな喜ぶからしようぜ」という“ヤラセ”の提案を受けことを告白。渋々、平田の提案通りにらみ合いを披露すると、「おかげでたくさんWEBニュースにもしていただきました」とまんざらでもない様子。これには、キャストの面々からも、会場からも笑いが起こった。続く、ナミ役 岡村明美の回答は、【出張版SBS】。原作者の尾田栄一郎と谷口悟朗監督の制作秘話を聞き、得した気持ちになったというエピソードを語った。「宣伝じゃないですけど……、明日まで聞けますからね!」とアピールし、その場を盛り上げた。ウソップ役 山口勝平は【おやじ!!まず言うことあるだろう】と書かれたイラスト入りフリップを披露。映画のラストバトルで異空間ながらも久しぶりの意思疎通を果たしたウソップとヤソップ親子の掛け合いに「ずっと放置してるんだから、まずは『ごめんね!』から入れと思った!!!」と突っ込み。これには、会場も再び大爆笑! 続く、チョッパー役 大谷育江のフリップには、「武道館」という文字が大きく描かれており、「武道館というアーティストの皆さんの憧れの舞台に、みんなで立てたことが印象的でした」と振り返った。そしてロビン役 山口由里子のフリップには、【色んな劇場で楽しんだヨ♡】という文字が。山口はプライベートでIMAX、Dolby Cinemaなど様々な形態で5回も鑑賞! なかでも田中、大谷と3人で行ったプレミアムシートで鑑賞した女子会が格別だったと披露。「一番幸せな時間になった」と語り、会場には温かい空気が流れた。続く、フランキー役 矢尾一樹は「JF(ジャンプフェスタ)」と回答。昨年12月に開催されたジャンプフェスタ。麦わらの一味が勢ぞろいして行われたイベント自体もものすごく印象に残ったそう。後日、アーカイブでイベントの様子を視聴すると、花火が打ち上げられる演出など豪華な配信画面にさらに驚いたというエピソードを語った。続く、ブルック役 チョーの回答は、「オールナイトニッポン」。みんな揃ってラジオができて、しかも大きなスタジオで収録だったことに驚いたと述べた。さらに、自信満々に「一度もトイレに行かなかった!」というエピソードも披露し、会場を和ませた。そして、ジンベエ役 宝亀克寿も矢尾と同じく、「ジャンプフェスタ」と回答した。宝亀は、2021年はコロナ禍真っただ中だったため、みんなでご飯に行けなかったが、昨年はようやくご飯会に参加することが叶ったと語り、話が止まらない様子。これには、「まだ続くんですか!」などキャスト陣が突っ込み、会場の笑いを誘った。そして、名塚は【ウタTVツアー】と回答。自身が演じたウタの活動について「映画以外のところでもウタを皆さんが応援してくれて嬉しかったです」と感謝の気持ちを語った。
『FILM RED』名セリフシャッフル企画では、キャストそれぞれが、自身が演じるキャラクターとは別のキャラクターのセリフを生披露! 普段聞くことができないセリフに会場は大盛り上がりとなった。
最後に、田中が「今日来てくれたみんな、ライブビューイングでみてくれたみんなは、俺たちの仲間だ!」、「もうすぐ閉幕だ!」、「そして、宴だ!」と全国のファンに声を掛け、たくさんの拍手に包まれながら本イベントは幕を下ろした。
またイベント内では、【#FILMRED文化祭】ハッシュタグチャレンジのグランプリの発表も。詳細は以下に記載。終映日。観たことがない人もまだ間に合う! そして、観てくださった方は、最後にもう一度『ONE PIECE FILM RED』をお楽しみに!
登壇者:田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョー、宝亀克寿、名塚佳織
イベント内での発表【#FILMRED文化祭】ハッシュタグチャレンジ
■概要:「みんなと一緒に楽しむ『FILM RED』」をテーマに、【#アート部門】【#パフォーマンス部門】に分けて『FILM RED』にまつわる投稿をSNS上で募集したキャンペーン企画
■実施期間:2022年9月1日(木)~10月31日(月)
■グランプリ受賞特典(各部門1名ずつ):原作者・尾田栄一郎直筆キャラサイン色紙を描いてもらえる権利
■グランプリ受賞者
パフォーマンス部門:バケモノバケツ委員会
アート部門:クロコファルケ
公開表記
配給:東映
— 1/29終映 —
(オフィシャル素材提供)