インタビュー

『いちばん逢いたいひと』倉野尾成美(AKB48 チーム4キャプテン)オフィシャル・インタビュー

©TT Global

 白血病を克服した少女と、そのドナーになった男の数奇な運命を、実話を元に描いた奇跡の感動作『いちばん逢いたいひと』(2月17日よりロケ地である広島県・福山駅前シネマモードにて先行公開、2月24日よりシネ・リーブル池袋ほか全国順次公開)で映画初主演を飾る倉野尾成美(AKB48 チーム4のキャプテン)の公式インタビューが、2月4日(土)の世界対がんデーに到着した。

倉野尾成美(AKB48)

 女性アイドルグループ AKB48チーム8 熊本県代表、およびAKB48チームKのメンバー。

映画初主演が決まっていかがでしたか?

 最初は、周りが有名な俳優さんばかりなので、「本当なのかな?」と疑っちゃうくらいでしたが、やってみたかったことの一つだったので、ワクワクしながら参加させていただきました。

イン前に監督や堀プロデューサーからはどのような話がありましたか?

 作り込まなくて自然体でいいとのことでした。堀プロデューサーの娘さんがドナーさんからもらったというお手紙を読ませてもらいました。

楓役をどのように演じましたか?

 元々元気で明るい子だと思ったので、そういうシーンを大事にしたいと思ったし、たくさんの方に支えられて生きている子だと思うので、ありがたみを伝えながら演じられたらと思いました。

クライマックス・シーンは迫真の演技でしたが、どのように気持ちを作ったんですか?

 撮影の最終日に撮影だったんです。そのシーンが大事だなとずっと思っていたので、緊張していて、最後の日まで気が抜けなかったです。(撮影時にシーンの途中でカットをかけず)長回しで撮ると聞いていたので、できる限り集中して撮影しました。(劇中の楓と同様)がむしゃらだった気がします。あんまり覚えていないくらいです。

子ども時代役の田中千空ちゃんとは話す機会はありましたか? 熱演を見ていかがでしたか?

 読み合わせの時にご一緒になった位で、あまりお話しする機会はなかったんですけど、すごく明るくて元気な子でした。本読みの時から子役の二人(田中千空ちゃんと隣のベッドの与志役の海津 陽くん)はしっかりとされていてすごいなと思って、「私も頑張らなきゃ」と力をもらったし、本編を観て、演技がすごいと思いました。

瀬戸内ロケはいかがでしたか?

 緊張してドキドキしていたけれど、瀬戸内の素敵な景色が私を癒してくれました。尾道の撮影だとか、すごく楽しかったです。

完成した作品を観た感想を教えてください。

 広島国際映画祭で大きなスクリーンで観させていただきました。元々映画鑑賞が好きなので、自分がスクリーンの中にいるというのが嬉しかったですし、シーンを繋げると、ちゃんと映画になっていてよかったなと一安心しました。

本作はゆうばり国際ファンタスティック映画祭と広島国際映画祭で上映されましたが、観客の感想は耳に入りましたか?

 ファンの方が結構来てくださって、「このシーンが良かったね」など言ってくださったので、安心しました。

本作の見どころはどこだと思いますか?

 この映画が伝えたいことを楓ちゃんが全力で伝えるクライマックス・シーンです。でも、そこまでの流れも大事なので、見どころは全部です。

読者にメッセージをお願いします。

 劇場で観ていただきたいです! その一言です! メッセージ性があって、白血病やドナーなど言葉は知っていても知らないことをさらに詳しく知る機会になると思うので、この映画を通してぜひ知っていただきたいと思います。

公開表記

 配給:渋谷プロダクション
 2月17日(金)より福山駅前シネマモードにて先行公開、
 2月24日(金)よりシネ・リーブル池袋ほか全国順次公開

(オフィシャル素材提供)

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