イントロダクション
名曲「大きな古時計」を軸に描かれる映画『大きな古時計』が12月16日より劇場公開されることが決定し、新たに作られた特報映像と場面写真の提供が開始された。
本作は、2006年のネットシネマでの配信から16年の時を経て新たな追加撮影映像を加え劇場版映画として蘇った。主題歌、劇伴といった音楽で実力あるミュージシャンたちが集結したことでも注目の1本だ。
物語は、1876年、米国の音楽家ヘンリー・クレイ・ワーク(Henry Clay Work)によって作曲、大ヒットした「Grandfather’s Clock」(大きな古時計)誕生のきかっけとなった逸話が軸になり、両親を亡くした兄弟と一人の女性が織り成す瑞々しいラブ・ストーリー。
ストーリー
仲の良い兄弟、兄の西野耕平(松田悟志)と、弟の雅也(藤沢大悟)は、両親を一度に交通事故で亡くしてしまう。一流シェフを目指し東京で修行をしていた耕平は、両親が経営していた海辺の小さなホテルを継ぐことを決意した。一方、雅也も画家を目指しながら協力することに。しかし、ホテルを再開したものの客は来ず、小奇麗なロビーには、耕平が生まれた時に父親が買ってくれた大きな柱時計が時をを刻んでいた。
ある日、ホテルにやって来た若い女性、相川彩華(松本まりか)が、予約も無しに独りで長期滞在したいと言う。怪しく思った兄弟は、満室だと言い断ろうとしますが、突然、大きな柱時計の鐘が鳴り響いた。耕平は、柱時計がその客を歓迎したと思い宿泊を了承してしまう。
困惑する雅也だったが、女っけのない男兄弟には、毎日が新鮮に感じられて楽しい日々が続く。いつしか兄弟は、彩華の天真爛漫な姿に惹かれていくのだったが……。
キャスト&スタッフ
監督:小林宏治
配給協力:シネメディア
出演: 松田悟志、松本まりか、藤沢大悟、藤村知可、北村三郎ほか
公開表記
12月16日(金)より全国順次公開
オフィシャル・サイト
www.benten.org/furudokei/(外部サイト)