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「新潟国際アニメーション映画祭」大友克洋、幻の作品、『童夢』パイロット版上映決定!大友克洋作品一挙上映

©Bandai Namco Entertainment Inc.
©2013 MASH・ROOM / DOMU COMMITTEE

 カンヌ、東京、新潟と異例の3都市同時中継記者会見にて開催を発表した第1回新潟国際アニメーション映画祭が、長編アニメーション映画のアジア最大の祭典として3月17日より開催される。本映画祭は、世界15ヵ国からエントリー、10本の作品が参加するコンペ部門のほか、招待作品を上映するイベント、近年の観るべき作品を集めた世界の潮流、作家・ムーブメントの再評価をするレトロスペクティブ、オールナイト上映など会期中は約50本の作品の上映を行い、世界からアニメーション映画と監督や作り手たちが新潟に集結する、まさに<一大イベント>。

 この度は、『幻魔大戦』、『迷宮物語』、『ロボットカーニバル(OP/ED)』、『AKIRA(デジタルリマスター版)』、『老人Z』、『MEMORIES』、『GUNDAM: Mission to the Rise』、『メトロポリス』、『スチームボーイ』、『ヒピラくん(第13話)』、『SHORT PEACE』など、大友克洋作品を一挙上映するレトロスペクティブ部門に、実写映画『童夢』のパイロットフィルムが登場することが決定! 『童夢』は1980年に第4回日本SF大賞も受賞した大友克洋の代表作。この歴史的傑作を大友克洋自身が監督した短編だ。かつて極秘に進められたプロジェクトの長編映画はその後、現在にいたるまで実現しておらず、この7分間のパイロットフィルムだけが残された。

 大友克洋の創作の核心を知る重要作品のひとつだが、これまでスニーク・プレビュー以外では上映されたことがない。まさに“幻の映画”と言える『童夢』が本映画祭にて上映されることがこの度決定しました。

日本を代表する漫画家・映画監督として世界中で人気を誇る大友克洋作品が、記念すべき第1回新潟国際アニメーション映画祭に登場する!

 『童夢』、『AKIRA』などで日本のみならず世界にその名を知られる大友克洋だが、その活動は漫画だけにとどまらない。なかでも映画は国内外の漫画家、映画監督、アニメーション監督にとジャンルを超えて影響を与え続けている。日本のアニメーションが世界に認められるようになった出発点にも大友克洋がいる。90年代初頭、『AKIRA』が世界の映画界に与えた衝撃が、今日の評価につながっているのだ。大友克洋のアニメーションの全貌を振り返ることで、映画におけるアニメーションとは何か?世界における日本のアニメーションとは何か?が見えてくるはず。

 映画祭では上映作品に縁のあるクリエイター・研究家らが関連トークに登壇予定。北久保弘之(『老人Z』監督)、村井さだゆき(『スチームボーイ』『蟲師』脚本)、氷川竜介(アニメ・特撮研究家)のディープなトークにご期待を。レトロスペクティブ部門の大友克洋作品は、シネ・ウインドで上映、前売り券は映画祭公式HPにて絶賛発売中となっている。

国内外の人気監督が!人気声優が!新潟にやって来る!

 押井 守監督が第1回目の審査委員長を務めることでも世界からの注目が集まっている本映画祭。いま発表されているだけでも、押井 守監督、りんたろう監督、永野 護監督、片渕須直監督、磯 光雄監督、人気声優の川村万梨阿などの来場が決定。この後も国内外から上映作品の監督や制作陣、ゲストの来場が予定されている。

なぜ今の日本に国際アニメーション映画祭が、必要なのか?

 現在、アニメーションは日本を代表する文化となり、「アニメ」と呼ばれる日本の作品は、いまや世界中のどこででも見ることができる。しかし、未来永劫アニメーション文化を維持するためには、文化価値の共有や作品への評価、人材やスタジオが持続する基盤を作る必要がある。現在、アニメーション文化は、「商業」と「アート」、「国内」と「海外」、「専門家」と「大衆」とさまざまに分断され、十分な力を発揮しているとは言えない。その現状を打破し、中心的な役割を担おうとするのが「新潟国際アニメーション映画祭」である。

第1回新潟国際アニメーション映画祭

 英語表記:Niigata International Animation Film Festival
 主催:新潟国際アニメーション映画祭実行委員会
 企画制作:ユーロスペース+ジェンコ
 特別協力:新潟市、新潟日報社、新潟県商工会議所連合会、燕商工会議所
 後援:外国映画輸入配給協会
 協力:新潟大学、開志専門職大学、JAM日本アニメ・マンガ専門学校
 協賛:NSGグループ
 会期:3月17日(金)~22日(水) 毎年開催
 上映会場:新潟市民プラザ、T・ジョイ新潟万代、シネ・ウインド、クロスパル新潟
 イベント会場:新潟日報メディアシップ、古町ルフル広場、新潟大学駅南キャンパスときめいと
 FORUM会場:開志専門職大学

公式HP

新潟国際アニメーション映画祭

 映画公式Twitter : @NIAFF_animation

(オフィシャル素材提供)

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