イベント・舞台挨拶

『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』レッドカーペットイベント

©2023映画「ネメシス」製作委員会

 天才的なひらめきで事件の真相を見破っていく探偵助手のアンナ(広瀬すず)と、ポンコツだが人望に厚い自称天才探偵の風真(櫻井 翔)がさまざまな依頼に挑む新時代の探偵物語として幅広い世代から人気を博したTVドラマ「ネメシス」(21)。
 その2年後の世界を描いた『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』でW主演を務めた広瀬すず、櫻井 翔をはじめ、共演の江口洋介、勝地 涼、中村 蒼、富田望生、加藤 諒、上田竜也、奥平大兼、南野陽子、そして入江 悠監督の総勢11名におよぶ超豪華キャスト&スタッフ陣が大集結! 豪華絢爛なレッドカーペットイベントが3月6日(月)に開催された。

 いまかいまかとキャスト陣の到着を待つ会場に、日本テレビ朝の情報番組「ZIP!」の英語コーナー「星星のベラベラENGLISH」から星星、読売テレビのマスコットキャラクター・シノビー、また日本テレビ系列局のアナウンサーやバラエティ番組「超無敵クラス」の出演者らオープニングゲストが到着。東京都の感染拡大防止の取り組みの改定により、マスクをした状態であれば発声が可能となったこともあり、会場は早くもお祭りムード一色に!


 会場が徐々に熱気と興奮に包まれていく中、華やかな衣装に身を包んだ広瀬、櫻井ら超豪華キャスト陣が姿を見せると、キャスト陣の到着を心待ちにしていたファンからは大歓声が上がる! イベント参加者は配られた特製ネメシス手旗を会場いっぱいになびかせ、広瀬や櫻井たちはその歓声に応えるよう笑顔を見せ、ファンとの貴重な交流を存分に楽しんだ。そして、レッドカーペット上でのメディア取材を終えたキャストたちが改めてステージに登壇し、トークセッションがスタート。

 本作は出演者たちが口々に「難しい脚本」だと称した、何重にも複雑に交錯した物語となっており、完成した映画を鑑賞した広瀬は「文章だけではうまく解釈できず、現場では入江監督に説明してもらいながら撮影しました(笑)。映像になって想像を超えてくるパワーがあって、これまでに観たことのないものになっていて興奮しましたね」と自信たっぷりに答えると、これには櫻井も「完全に同意。台本読んだ時にこれをどうやって映像で表現するかのかなって思っていたんです。入江監督のディレクションのもと、映像ならではの表現がたくさんあって完成した作品を観て本当に楽しかったです!」と探偵事務所ネメシスの凸凹コンビは完成した作品に自信を覗かせた。対して事務所の社長の栗田を演じた江口は「現実と非現実が行ったり来たりする。でも繋がった映像を観て、本当に観たことのない映画が完成したという感覚ですね」とミステリーの名手・入江監督が仕掛けた映像トリックに翻弄された様子。

 これを聞いた入江監督は「撮影中、トイレの個室に入ってたんですよ」と切り出し、「江口さんと勝地さんの『難しいねぇ』ってため息が聞こえてきて(笑)」と撮影中のまさかの裏話を明かすと会場に大きな笑いを起こした。

 神奈川県警の刑事・タカを演じた勝地は、そんな入江監督の暴露に「悪口じゃない! 台本を読んで分からないところで本当に悩んでいたんです! でも出来上がった映像を観て、ようやく自分なりに納得したんですけど、ラストに『えっ!』という衝撃がありましたね」と返し、ドラマ・シリーズからのチームワークの良さが垣間見える一幕も。

 そして勝地と同じく、神奈川県警捜査一課に所属するユージを演じた中村は「ドラマは懐かしい探偵モノというイメージの作品だったんですが、映画は“仮想空間”といった現代的なものが散りばめられていて、ドラマとは一味違った映画ネメシスが完成したなと思いましたね」とドラマ・シリーズからのスケールアップをアピール。そんな劇中ではお調子者のタカ&ユージの子守役である薫を演じた富田は「いつも通りだなと(笑)。タカさんとユージさんが帰ってきたなと感じていました。ドラマではふざけていた2人だったんですが、映画ではシリアスで、慌ただしく焦る場面もあったので2人のサングラスが愛おしいって本編を観て思いました(笑)」とまさかの告白に舞台上の勝地と中村も満面の笑顔を見せた。

 チームネメシスの天才道具屋・星を演じた上田は「撮影をしていて楽しかった! ドラマの時から皆さんと絡むシーンがあまりなかったけど、今回みんなと再集結できて嬉しかったです。あと星くんにアクション・シーンがあったのが嬉しいですね」とドラマ・シリーズの最終話から2年を経て再集結できた喜びを語り、それには櫻井も「すごいKAT-TUNだな、かっこいいなって思ってニヤニヤしました(笑)」とアニキと慕う櫻井からいじられる場面もあり会場からは黄色い歓声がこぼれた。
 そんな上田と同じく、チームネメシスの窮地を天才的な頭脳で助けてきたAI開発者・姫川を演じた奥平は「ドラマの最後のシーンで雨が降ったのを覚えてます?」と問いかけると、奥平は「その時に皆さんと話せて幸せだったんです。それで映画の撮影でも最後に雨が降って。それを思い出して嬉しくなりました」と笑顔でコメント。すると中華料理店DRハオツーの料理人・リュウを演じた加藤もドラマ当時のことを振り返り「ドラマの時から撮影が映画的で、大規模でした。なので『これ映画になったらスケール大丈夫?』って不安だったけど、それを上回る大迫力! 楽しい映画だなって思いますし、反応が楽しみ!」と映画化に抱いていた不安が完成した作品を観て払拭されたと気合十分に伝えた。

 さらに加藤は「映画では南野さんの外見が普段と違い過ぎて(笑)、現場で『この人、何役の方なんだろう?』って気づかなかったんですけど、待機場所で『陽子さん!!』ってびっくりしました(笑)」とくすっと笑えるエピソードも披露。そのように共演者も見違え、惑わせてしまうマジシャン・緋邑を演じた南野は「映像に最先端の技術が使われていて、美術チームの小道具は私たちを喜ばせてくれるような仕掛けがあって、映画を何回も観て楽しんでいただかないとネメシスの良さは分からないのかな?と思うので何回も観てほしいです」と映画のアピールポイントを会場に集まったファンに呼びかけた。

 観客も推理し謎解きを楽しめるミステリー要素はもちろんのこと、本作はTVでは描くことのできなかったスケールで描かれた大迫力のアクション・シーンが大きな見どころとなっている。道路を全面封鎖したカー・アクションや、アンナと元K-1世界王者・魔裟斗とのバトルシーンなどドラマ・シリーズから大幅にスケールアップした点について聞かれた広瀬は、「カー・アクションはCGなんじゃないか?と思うほどで、実際に撮影を現場で見て、爆発した音を聞いて、スタッフさん全員が動画で撮るくらい(本作のアクション・シーンは)頻繁に見ることができないような景色なんだなって。映画作りをしているなって思えるほどすごかったです……」と大迫力の撮影舞台裏を懐かし振り返り、櫻井も「アクションはいろいろな場所で撮ったので、全体像は把握できなかったけど、ひとつに繋がったシーンを観てゾワゾワしましたね。本当に見どころです」と太鼓判を押す。そして江口も「現実と非現実を行ったり来たりるす映像の中で、観終わった後が楽しいんですよ。サスペンスなんだけど、最後に辿り着くところは気持ち良いので、ぜひ大きいスクリーンで浴びてほしいですね!」と全国から集まったネメシス・ファンに向けてアピールし、豪華絢爛なレッドカーペットイベントは幕を閉じた。

 登壇者:広瀬すず、櫻井 翔、勝地 涼、中村 蒼、富田望生、加藤 諒、上田竜也、奥平大兼、南野陽子、江口洋介、入江 悠監督

公開表記

配給:ワーナー・ブラザース映画
2023年3月31日(金) 全国公開

(オフィシャル素材提供)

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