イントロダクション
東映株式会社と東映ビデオ株式会社が立ち上げた、映画と舞台を完全連動させるプロジェクト【東映ムビ×ステ】の第五弾として製作された映画『仁義なき幕末-龍馬死闘篇-』は令和のヤクザが坂本龍馬になり代わるという現代と幕末を飛び越えた新感覚の時代劇。
ストーリー
「俺とお前でテッペン獲るぞ」
そう誓い合った2人の男。ヤクザの若頭・村田恭次(松田 凌)とその右腕・大友一平(和田琢磨)だ。
インテリの恭次が“頭”、喧嘩の強い一平が“腕”となり、2人は裏社会の頂点に立とうとしていた。
だが、敵対する暴力団が仕向けた狂犬ヤクザ・伊達唯臣(鈴木勝吾)との抗争のさなか、突然現れた不思議な童子(荒川ちか)の力により、恭次たちは幕末にタイムスリップ。そこで恭次はある1人の男と出会う。
彼の名は、坂本龍馬(松田 凌/2役)。なんと龍馬は恭次と瓜二つの顔をしていた。
なぜ憧れの龍馬が自分と同じ顔をしているのか……?
戸惑う恭次をさらに混乱に陥れるように、龍馬を狙う一味が来襲。恭次をかばい、龍馬が命を落としてしまう。
龍馬がいなければ、西郷隆盛(本宮泰風)と桂小五郎(岡 宏明)の手を組ませることもできない。この国に新たな時代は永遠に訪れない。
憧れの男の死を目の前で看取った恭次は、自らが龍馬になり代わり、龍馬の目指した日本の夜明けを実現しようと決意する。
(2023年、日本、上映時間:90分)
キャスト&スタッフ
脚本:毛利亘宏(少年社中)
監督:橋本 一
出演:松田 凌、和田琢磨
矢崎 広、鈴木勝吾、赤澤 燈、荒川ちか
石黒英雄、本田礼生、小野健斗、岡 宏明、江戸川じゅん兵、本宮泰風/剛力彩芽ほか
ギャラリー
予告編
オフィシャル・サイト(外部サイト)
【東映ムビ×ステ】とは
映画(MOVIE)と演劇(STAGE)の挑戦的な融合を試みるメディアミックス・プロジェクト。二つのメディアは一つの世界を共有しつつ、異なる物語と表現で語られていく。メディアの境界線を行き来する物語は、これまでにない新しい感覚を呼び覚ましている。プロジェクト第一弾は、映画『GOZEN-純恋の剣-』(2019年7月公開)、舞台『GOZEN-狂乱の剣-』(2019年9月東京・大阪上演)を製作。第二弾は、映画『死神遣いの事件帖 – 傀儡夜曲-』(2020年6月公開)、舞台『死神遣いの事件帖 –鎮魂侠曲-』(2020年7月・8月上演)を製作。第三弾は、映画『漆黒天-終の語り-』(2022年6月公開)、舞台『漆黒天-始の語り-』(2022年8月・9月上演)を製作。第四弾は、第二弾の続編となる舞台『死神遣いの事件帖-幽明奇譚-』(2022年6月上演)、映画『死神使いの事件帖-月花奇譚-』(2022年11月公開)を製作。第五弾となる本作では、監督・橋本 一と脚本家・毛利亘宏が生み出す新たな歴史奇譚劇をお届けする。
公開表記
配給:東映ビデオ
2023年3月25日(土) 公開
(オフィシャル素材提供)