4月7日(金)より公開される、3人の水先案内人と共にIMAX®カメラで撮影されたアメリカの美しい大自然を体験し学べるドキュメンタリー映画『イントゥ・ザ・ネイチャー 自然が教えてくれること』。
本作は、劇場にいながらもIMAX®︎カメラによる大迫力の臨場感で、アメリカの隠れた絶景28スポットを、わずか40分で大自然を体験できるドキュメンタリー。
アメリカにはさまざまな絶景を楽しめる場所や有名スポットがあるが、まだあまり知られていない穴場スポットも数多くある。今回は劇中で登場する大自然3箇所、オレゴン州パシフィックコースト沿いのケルプハイウェイとアメリカで最も深い湖であるクレーター・レイク、そして世界3大トレイルの一つ・アパラチアン・トレイルの特別映像が解禁された。
1つ目は、オレゴン州パシフィックコースト沿いのケルプハイウェイ。
2万年前、人々は手織りの船に乗りアジア大陸から、北アメリカ大陸の太平洋沿岸を経由し、北米へ辿り着いたと言われている。彼らが辿った道のりをケルプハイウェイ(ケルプ=昆布)と呼び、そこは、海底に連なる昆布や海藻を始め、魚、クジラやイルカなどの海生哺乳類が豊富な生態系が連なる海域でもある。劇中では先住民が到着する様子を観客に想像してもらうために大規模な再現映像が制作されており、人類が紡いできた歴史の一端を感じることができる。
2つ目は、オレゴン州クレーター・レイク国立公園にあるクレーター・レイク。7,700年前に火山の噴火によって生まれた湖で、オレゴン州南部のクラマス族が伝説として語り継いできた。アメリカで最も深い湖で深さは592mにも及ぶ。この湖には他の川からの水が流れ込むことがなく、雨水や雪などの自然からの恵みだけで満たされている。そして、水は青く透き通っており世界でも有数の透明度を誇る。自然が作り出したダイナミックで美しい光景を本作では観ることができる。
そして3つ目は、3人の水先案内人のひとりであるジェニファー・ファー・デイビスが歩くアパラチアン・トレイル。
ジェニファーは著名なハイカーであり、2011年にはアパラチアン・トレイルで当時の男女総合最速タイムを更新し女性初の記録を樹立した。さらに、探検やアドベンチャー・スポーツ、保護活動、人道主義的活動において偉大な功績を残した人たちが表彰されるナショナルジオグラフィック誌のアドベンチャー・オブ・ザ・イヤーを受賞した経験もある。
アパラチアン・トレイルとは世界3大トレイルの一つで、アメリカ東部のアパラチア山脈に沿ってメイン州に始まり、終点のジョージア州まで14州に跨っておりその長さは3,200kmに渡る。
平均的なハイカーは165日かけて進むトレイルを、ジェニファーは46日11時間20分という驚異的なスピードで踏破した。これは平均すると1日あたり75kmもの距離を進むことになる。
自然豊かな場所で育ったものの、大学を卒業する頃までは家の中で過ごすことが多かったというジェニファー。ある時ふと思い立ってトレイルへ出かけるとその魅力に惹かれ一瞬で虜になった。「ハイキングをしている時、これほどの美を感じたことはないと思いました。私は自分の外見より自分に何が出来たかを自尊心の拠り所にしました」。
ジェニファーにとってアパラチアン・トレイルとは、「ニューヨーク市から1時間以内、ワシントンDCから約100キロの東海岸に大自然が連なっている。それだけで私は世界の騒音やプレッシャー、競争から完全に逃れることができ、さらにはインスピレーションを与えてくれるとても美しい場所です」と言う。
今作の脚本家兼編集者であるスティーヴン・ジャドソンも次のように話す。「古代の大自然は今でも私たちに話しかけています。映画の中には、観客を自然に包み込み、それがどのようなものかを思い出すように誘う部分があります。そして、自然は美しいだけではないことを思い出させてくれ、自然は私たちが本当に必要としているものであり、私たちが自分自身を回復できる場所です」。
劇場にいながらもその場所にいるかのような体験ができる本作。力強くワクワクするような雄大な冒険から静かで心落ち着く景色まで様々な姿を見せてくれる。日常が窮屈に感じた時にほっと一息つきながら知られざるアメリカの大自然を体感してみてはいかがだろうか。
公開表記
配給:さらい
4月7日(金)よりグランドシネマサンシャイン 池袋ほか、IMAX®にて公開
(オフィシャル素材提供)