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『少女は卒業しない』第13回 北京国際映画祭・新人コンペ部門「FORWARD FUTURE」部門出品決定!

©朝井リョウ/集英社・2023 映画「少女は卒業しない」製作委員会

 直木賞作家・朝井リョウの同名連作短編小説を映画化した『少女は卒業しない』が、2月23日(木・祝)より全国公開中!
 廃校が決まり、校舎の取り壊しを目前に控えたとある地方高校を舞台に、世界のすべてだった“学校”と“恋”にさよならを告げる4人の少女たちの卒業式までの2日間が描かれる本作。原作は、直木賞作家・朝井リョウの連作短編小説。監督・脚本を手掛けたのは、短編映画『カランコエの花』が国内映画祭で13冠を獲得し話題を呼んだ中川 駿。彼氏へのある“想い”を抱えながら卒業生代表の答辞を担当する料理部部長の主人公・山城まなみを演じるのは、本作が初主演となる河合優実。将来の夢のために進路の違いで彼氏と離れることを選んだバスケ部の部長・後藤由貴役には小野莉奈。軽音部の部長で同じ部内の中学校からの同級生に恋心を抱く神田杏子役に小宮山莉渚。クラスに馴染めず図書室に通いながら先生に密かな想いを寄せる作田詩織役に中井友望。まなみの彼氏・佐藤駿役に窪塚愛流。神田が片思いする軽音部員の森崎剛士役に佐藤緋美。バスケ部員で後藤の彼氏・寺田賢介役に宇佐卓真。そして、作田が恋焦がれ図書室を管理する現代文の先生・坂口優斗役を藤原季節が演じる。

第13回北京国際映画祭 新人監督作コンペティション部門「FORWARD FUTURE」に正式招待決定!

 2月23日から公開となった本作は、国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks」で初日満足度ランキング1位を獲得。SNSではその繊細な心理描写とこれからの映画界を担う俳優たちの好演に、「美しく静かに迎えるラストは自然に涙が溢れた」「懐かしい気持ちを思い出させる青春映画」「観賞後も余韻が抜けない」「青春映画の最高傑作」など、〈今年のベスト映画〉の声が続々とあがっている本作。本編中盤に明かされるある<秘密>とその伏線回収の見事さに、何度観ても新しい発見があると話題を呼ぶ本作は、公開から7週目を迎えた新宿シネマカリテでは15回以上鑑賞しているという観客もおり、多くのリピーターに愛される作品となった。
 そんな本作が第13回北京国際映画祭の「FORWARD FUTURE」部門への正式招待が決定した。

 今年で13回目を迎える北京国際映画祭は、中国では上海国際映画祭に次ぐ規模を誇る映画祭。今回選出された「FORWARD FUTURE」部門は、長編2作目までを手掛ける新人監督の作品を対象としたコンペティション部門。「世界中から新しい映画人を発見し、中国から世界の先駆けとなる波を起こす」ことを目的としており、さまざまな映画の文化的価値を高め、世界中の若い映画人の交流とコミュニケーションを促すことも目的としている。
 今年、本部門には60以上の国と地域から寄せられた500本近い作品の審査員として、日本からは深田晃司監督が参加する。審査委員長はチベット映画の先駆者でありウォン・カーウァイがその才能に惚れ込んだというペマ・ツェデン監督《『羊飼いと風船』(21)》がつとめ、ほかに中国の女優チー・シー、中国のアートディレクター、リー・ミャオ、フランスのプロデューサー、コリンヌ・ボップが名を連ね、世界的な映画人5人で構成される審査員によって審査される。本作を含む16作品が候補となり、「作品賞」「監督賞」「脚本賞」「主演女優賞」「主演男優賞」「芸術貢献賞」「審査員特別賞」の7つの栄誉を競う。本映画祭は現地時間4/21~4/29に開催され、本作の中川 駿監督も出席予定。現地の上映でQ&A等を実施する予定となっている。
 「青春恋愛映画」の枠を超え、広い世代から支持される本作は、本映画祭でインターナショナルプレミアを迎える。観客の反応はいかに? 
 誰もが経験のある「卒業」と「別れ」をテーマに、二度と戻れない“あの頃”の感情を呼び起こす、新たな青春恋愛映画の金字塔『少女は卒業しない』に引き続きご注目を!

公開表記

 配給:クロックワークス
 全国公開中

(オフィシャル素材提供)

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