国際的市場での活躍を模索し続けるひとりの新人監督・亀山睦木が映画の未来を考える実録ドキュメンタリー映画『世界で戦うフィルムたち』が5月20日(土)より池袋シネマ・ロサにて2週間限定公開することが決定した。更にポスタービジュアルならびに90秒の予告編映像もこの度完成、解禁となった。
「日本の若手クリエイターや映画が世界で評価されるにはどうしていくべきか?」
本作は、亀山睦木監督がメガホンをとった『12ヶ月のカイ』を監督自ら単身で国際映画祭へ持ち込むまでの軌跡の記録と共に、寺島しのぶ、清水 崇、北村龍平監督といった、日本を代表する役者や監督たちのインタビュー映像などが収められたドキュメンタリー映画となっている。キャスト・スタッフの想いをのせた作品をひとりでも多くの観客に観てもらいたい気持ち一つで、亀山監督は『12ヶ月のカイ』を実に110ヵ所以上もの海外の映画祭へ応募し、現地の観客の声を聞くためにアメリカからヨーロッパまで足を運ぶ。気が遠くなるような作業とは別軸でインタビューを受ける役者や監督たちの映像は、日本映画が世界で戦うには難しい現状を語っている。
カンヌ、ハリウッド、世界共通の「心揺さぶる作品」とは何か。
北村龍平監督、小島秀夫氏のコメント到着!
今回解禁された予告編は、亀山の奮闘と、英語力や日本映画業界の特殊性など、日本人ゆえに感じる壁を克明に映し出す。併せて亀山による映画関係者へのインタビューも入り、若手の監督・俳優のリアルな苦悩、そして世界で活躍する日本人の経験が自らの言葉で語られまる。日本の映画制作者たち、そして日本映画は今どのような問題を抱え、これからどうなっていくのだろうか――。
共に考え、道を模索していく。その模索の先に見えてくるものとは……。
コメント
北村龍平 監督
監督もオーディション。ハリウッドなんて世界中から才能ある人間が毎日集まってくる。
大変だけど、僕は気持ちいい。
極めてシンプルだから。
ゲームクリエイター 小島秀夫
いつの頃からか、日本人は海外へ出なくなった。世界でのTOPも目指さなくなった。
日本人クリエイターは世界市場から孤立している。この映画が多くの劇場で公開され、警鐘を拡散させることこそが、未来への“戦い”に繋がる。才能は、必ず“世界”が発見してくれるはずだから。
亀山が世界に向けて、諦めず今も挑戦し続ける姿からは、誰しもが未来を切り開くヒントが詰まっています。
『世界で戦うフィルムたち』
(2022年、日本)
出演:北村龍平、谷垣健治、清水 崇、深田晃司、片山慎三、祐真キキ / 寺島しのぶ
松本卓也、宇賀那健一、戸田彬弘、野本 梢、加藤綾佳、石橋夕帆、田中大貴
皆川暢二、中屋柚香、中垣内彩加、工藤孝生、岡田 深、大石菊華、今村左悶、カン・ハンナ
Michael A Stackpole、Neilson Black、Louis Savy、掛尾良夫、矢田部吉彦
監督:亀山睦木
企画:noadd
プロデューサー:浦野大輔、吉野匡志、鈴木 遥、山田百合菜
アソシエイトプロデューサー:吉丸佳予子
音楽:今村左悶
イラスト:カタユキコ
キャスティング:本間祐樹(スカリー )、神原健太朗、門田治子
ヘアメイク : 清水彩美、光倉カオル(dynamic 所属)
スタイリスト:中井綾子(crepe 所属(
モーショングラフィック:小野越生
整音・音響効果:松野 泉
助成:文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業
ギャラリー
オフィシャル・サイト(外部サイト)
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/thenightbeforeupheaval/(外部サイト)
公開表記
製作・配給 :ノアド株式会社
5月20日(土)より池袋シネマ・ロサにて2週間限定公開
(オフィシャル素材提供)