イベント・舞台挨拶

『ロストケア』TOHOシネマズ ららぽーと門真オープン記念舞台挨拶

©2023「ロストケア」製作委員会

 松山ケンイチ×長澤まさみ、初共演の二人が入魂の演技で激突する、社会派エンターテインメント、映画『ロストケア』が全国公開中。4月28日(金)に主演の松山ケンイチ、鈴鹿央士、前田哲監督が4月17日(月)にグランドオープンをしたばかりの新・映画館【TOHOシネマズ ららぽーと門真】プレミアムシアター(281席)で、オープン記念舞台挨拶を行った。

 本作で介護士でありながら42人を殺めた殺人犯・斯波宗典を演じた松山ケンイチは「劇場オープン、おめでとうございます! スクリーンがものすごく大きいですね! この劇場で僕も映画を観たいです!」と感心した様子で挨拶。長澤まさみ演じる検事・大友の同僚であり、共に斯波と相対する検察事務官・椎名幸太を演じた鈴鹿央士は「スピーカーがすごく大きい! びっくりですね」と場内を見渡しての感想を述べた。前田哲監督からは「泳げるくらい大きなスクリーン。画自体が大きいから、ケンイチくん、央士くんの顔もすごく大きく映し出されるね!」というコメントが飛び出した。本作で松山・鈴鹿・前田監督の3名で舞台挨拶他イベントに登場するのは初めてとのこと。映画公開初日以来、約1ヵ月ぶりの再会にも関わらず「久々に会った、という気がしない」という前田監督。松山・鈴鹿の再会の第一声はお互い「髪伸びたね!」だったというエピソードも披露して、和気藹々とした雰囲気の中で舞台挨拶がスタートした。

 大阪の印象を問われると、鈴鹿は「岡山出身なので、東京よりも近いから、修学旅行や家族旅行で良く来ていた」語り、松山と監督から「舞台挨拶前にすっごくたくさん、たこ焼き食べてたね!!」と突っ込まれる場面も。

 公開より約1ヵ月、高い作品評価を得ていることに対して、松山は「観てくださったお客様の(介護の)実体験や感想を読ませていただくと、自分の中でもリサーチできていなかった内容もあり、たくさん学ばせていた。自分の人生の終盤にさしかかったときに、自分の身の回りの人にどうしてもらいたいのか、自分がどう人生を終わらせたいのかを真剣に向き合うことを改めて考えさせられた」と述べると、鈴鹿も「僕と同じ若い世代からも、あまり考えたことなかった介護に関して家族と話そうと思った、という感想や、介護を仕事にしようと思った、という感想を頂いて、これからの世代にも(介護に対する)意識が芽生えてきたなと感じた」と述べた。

 最後に松山は撮影中に長野の温泉で出会った親子のエピソードを披露。おそらく介護をしている息子と父親が温泉に一緒に入っており、特に息子のやわらかい笑顔が印象的だったようで、「介護は一旦離れ離れになった家族がまた一つ屋根の下で過ごすきっかけにもなる。壮絶な面もあるが必ずポジティブな面もある気がするんです。撮影中にその親子に出会って、介護の一方だけを演じるのをやめようと思った。介護のいろいろな面を見て欲しいと思った」とコメント。
 最後はマスコミ向けのフォトセッションに続いて、特別に来場の観客向けのフォトセッションタイムも! 大きな拍手に包まれて、舞台挨拶は終了した。

 登壇者:松山ケンイチ、鈴鹿央士、前田 哲監督

公開表記

 配給:東京テアトル 日活
 全国公開中

(オフィシャル素材提供)

関連作品

スポンサーリンク
シェアする
サイト 管理者をフォローする
Translate »
タイトルとURLをコピーしました