単館公開から第95回アカデミー賞®主演女優賞にノミネートを果たした『To Leslie(原題)』が『To Leslie トゥ・レスリー』の邦題で6/23(金)より日本公開することが決定した。
主演のアンドレア・ライズボローの圧巻の演技が、グウィネス・パルトロウ、シャーリーズ・セロン、エイミー・アダムス、ジェーン・フォンダ、ローラ・ダーンら演技派俳優たちの間で瞬く間に称賛の輪が広がり、ケイト・ウィンスレットは 「私の人生で見た中で最も素晴らしい演技のひとつ」と絶賛。
また、本年度同じく主演女優賞にノミネートを果たした ケイト・ブランシェット は、全米批評家協会賞の受賞スピーチで「恣意的な演技賞で最も見過ごされている演技の一つ」としてアンドレア・ライズボローを挙げるなど、ハリウッド俳優から熱い支持を受けている。
主演アンドレア・ライズボローが演じるのは、宝くじに高額当選(190,000ドル・日本円で約2,500万円)したもののアルコールに使い果たし、行き場を失ったシングル・マザー。息子にも友人にも見放されながらも、モーテルでの“出会い”をきっかけに人生の再起を図る。スクリーンとの境界線を越えて滲む、痛々しいほどのリアリティ溢れる演技に胸を打たれ、ラストには涙なしでは見られない心温まる瞬間が待ち受ける――。
最愛の息子にも拒絶されたレスリーはどこへ向かうのか……。本編映像が解禁!
この度、『To Leslie トゥ・レスリー』の本編映像が解禁となった。
宝くじで当たったお金をアルコールに使い果たしたレスリー(アンドレア・ライズボロー)は、モーテルを追い出され、 迷いながらも最愛の息子ジェーム ズ(オーウェン・ティ―グ)に会いに行く。
レスリーを心配したジェームズは、買い物をしている間に祖母へ電話をかける。「まだ何も聞いてない。酒はにおわない。元気そうじゃないよ。僕は平気だ。」短いやりとりの中、祖母がジェームズを心配している様子が伺える。
レスリーは、「仕事は気に入ってる?」とジェームズに 聞くと、「仕事は順調だよ。給料も悪くないし、外で働くのは好きだし、腕もいい。」と答えるが、レスリーは少しがっかりしたふうに「あなたは……ロックスターになると思っていた。」とボソッと返す。
呆れたようにジェームズは「いつの話?」と言うが「ギターを買ってあげたから。今でも弾いてる?」と、母親の顔になるレスリー。
買い物の支払いをしようとしたジェームズに、「やめて、自分で払う。息子に下着代なんか。」と言いながらも払おうとしないレスリーに、ジェームズ は複雑な表情で支払いをしてしまう。
外を歩きながらジェームズは「今後の計画は?」と聞くが、「しばらく一緒に過ごしたい。」と言うレスリー。しかし、ジェームズは少し困惑気味に「家に帰ったら?」と言ってしまう……。
ジェームズがレスリーと距離を置く理由は何か……? 2人の間にある深い溝の真相はぜひ劇場で。
公開表記
配給:KADOKAWA
6月23日(金) 角川シネマ有楽町ほかにて全国ロードショー
(オフィシャル素材提供)