イベント・舞台挨拶

「SUPER SAPIENSS」プロジェクト発表会

 サポーターと共に新時代のIP創造に挑む、日本初のエンタメDAOプロジェクト「SUPER SAPIENSS」。そのプロジェクト発表会が1月19日(水)に都内で行われ、プロデューサーの森谷 雄、映画監督の堤 幸彦、本広克行、佐藤祐市、株式会社フィナンシェ代表取締役CEOの國光宏尚、さらにモデルの“みちょぱ”こと池田美優が出席した。

 イベント冒頭には「さあ、仲間と共に冒険の始まりだ」と銘打たれた日本のエンタメ業界の新風を感じさせる本プロジェクトの特報映像を上映。そして第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞『ミッドナイトスワン』のプロデューサーで、本プロジェクトでは、主に全体をまとめる役割を担う株式会社アットムービー代表の森谷が登壇した。

 『ミッドナイトスワン』プロデュースを機に「オリジナル作品の可能性」に勝機を見出したという森谷は「クリエイターの自己満足にとどまらない、エンターテイメントとして本当に面白く、かつ世界に通用する作品を生み出せる、全く新しい仕組みを作る。外的制約を受けず、オリジナルの物語づくりから映像化までのラインを一気通貫させる仕組みとコミュニティ。既成の“スター主義”とは違うモノづくり。完全オリジナルな超インディペンデントプロジェクトを立ち上げたい」などと「SUPER SAPIENSS」プロジェクト・スタートへの想いを熱弁した。

 この森谷の提案に即賛同したのが、昨年3月に行われたとある映画祭のトークショーの席で「自分たちは本当に作りたいものを作れているのだろうか?」と意気投合した堤 幸彦、本広克行、佐藤祐市という、日本を代表する三監督だ。

 堤監督は「今まで作品を作って来たスタイルをゼロ・ベースに戻しながら、新しいものを作るべきだという意欲が生れた」と本プロジェクト参加への理由を明かし、本広監督も「これまでと違った新しい作品作りは自分のモチベーションにもなる。今まで敷かれたレールの上を歩いてきたけど、今はレールを作りながら進んでいるのが楽しい。お客さんとモノを作る熱狂を思い出したい」と意気込み十分。佐藤監督も「新しい企画にワクワク。まるでヤング・ディレクターに戻ったような気持ち」と新鮮さを口にし、森谷は「ありえない組み合わせだけれど、皆さん初対面時からハモっています」と息ピッタリのトリオぶりに喜んでいた。

 本プロジェクトでは、物語(原作)作りから映像制作、コミカライズやグッズ制作などを一気通貫で実行する。プロジェクトの出口としては、漫画化、ドラマ化、映画化、マーチャンダイジング、海外展開など様々なゴールを想定。その第一弾としては、縦読み漫画「WEB TOON」上で創作された物語を展開。『ドラゴン桜』『宇宙兄弟』の編集者として知られる佐渡島庸平がサポートする。

 イベントでは、堤が描いた絵コンテを元にしたWEB TOON用コンテンツのベータ版を発表。堤監督は「ストーリーのヒントは人類。人類に負けていった者たちの気持ちに立つとどうなのか?という物語の幹があり、それを我ら三監督のやり方で表現していきたい」と構想を紹介すると、本広監督は「この雰囲気を受け継ぎながら、僕は学園ドラマみたいにしようかな?」と驚きの構想をぶち上げ、佐藤監督も「僕もここから幹を広げて、地方都市の孤独を描きたい」とありえない角度から妄想。全く新しい仕組みによる新たなる物語の誕生に期待は高まるばかり。

 また森谷の「会議などを含めて、応援してくださる皆さんと共有していきたい」という言葉通り、三監督がクリエイトしようとしている作品のタイトルをイベント最中に決めることに。堤監督が「サピエンス大戦、サピエンスウォーズ」と案を挙げると、佐藤監督は「踊るスペックナイト」とそれぞれの代表作をもじったタイトルを提案。当然、個性派ぞろいの三監督ゆえにすんなりと決まるはずはなく、森谷は「応援してくださるコミュニティが始まったところでタイトル募集をするのもいいかも」と巻き込み型の「SUPER SAPIENSS」ならではの可能性を楽しみにしていた。

 ブロックチェーンやNFT、VR/AR事業の第一人者である株式会社フィナンシェ代表取締役CEO・國光宏尚がプロジェクトメンバーとして参画。國光が得意とするブロックチェーンを使ったトークン発行により、個人とプロジェクトの関係性がwin-winとなるプロジェクトが誕生。当日午後4:30から、ブロックチェーン×クラウドファンディング『FiNANCiE 特設ページ』がオープンした。國光からの「応援したファンにもメリットがある」などの説明に加えて「例えばトークン保有者がコミュニティで議論できる、グッズがどれがいいかオーディションに投票するなど、日本初のエンタメDAOとして自由なモノづくりを参加者を巻き込んで共創できる。さらにトークンの需要が増すことで価値が上がる」と話すと、佐藤監督は「新しいことできそう!」と大興奮だった。

 そんな中、時代の流れに最も敏感なアンテナを持つ一般代表して「SUPER SAPIENSS」ロゴがプリントされた白パーカー姿の池田が登壇。新プロジェクトに盛り上がるベテランたちの「圧がスゴイ!」と笑わせつつ、「コラボ作品はよくあるけれど、ここまですごい面子が集まることはなかなかない。すごい取り組みだと思う」と感嘆。三監督ら面々から「みちょぱさんはもう共犯者! 本当の友達。第一号サポーターです!」などと迎え入れられると、池田は「荷が重いなあ!」と笑い飛ばしていた。

 「SUPER SAPIENSS」プロジェクトについて池田は「エンターテインメントの幅が広がる。なんでもあり! すごいことになりそう」とワクワクし、堤監督が「最先端のテクノロジーを使いつつ、今まで見たことのないスタイルで楽しくモノ作りをし、いまだかつてないストーリーを世界に向けてぶつけたい」と意気込むと、「すごいところに立ち合わせてもらっている。興味を持ったら気軽に参加できるということですね!」とプロジェクトに共感していた。

 本広監督から「もしこのプロジェクトで女優をやりたかったら、「SUPER SAPIENSS」トークン(ポイントのようなもの)をごっそり買ってください!」とアドバイスを受けると、「邪魔になるのでそれはやりません! そこだけは本当に怒られる。女優としては参加しません」と照れつつも「楽しみしかない」とプロジェクトの本格始動を待ち望んでいた。

 最後に堤監督は「一見すると伝わりづらいかもしれないけれど、エンタメとして世界が楽しめるものを作ります。参加方法も一方通行ではなく、応援してくれる方も参加してもらえる形になる」と力を込めて、森谷は「まさに新しい仕組み作りが始まっています。自分もやりたい!と思ったら、皆さんにもぜひ参加してもらいたい。本当に面白いものを作って、新しいエンタメの形にしていきましょう!」と呼びかけていた。

 登壇者:堤 幸彦、本広克行、佐藤祐市、森谷 雄、國光宏尚
 ゲスト:池田美優

プロジェクト概要

 「SUPER SAPIENSS(スーパーサピエンス)」は、⽇本のエンタメ・映画界を牽引してきた3⼈の映像監督『堤 幸彦・本広克⾏・佐藤祐市』が共同で制作指揮をとり、サポーターと⼀丸となって⽇本の映像業界史上初となる【原作づくりから映像化に⾄る全プロセスの一気通貫】に挑むプロジェクト。

「⾃分たちは本当に作りたいものを作れているのか?」からプロジェクトが始まった。

 2021年3⽉。とある映画祭のスペシャルトークで一堂に会した三⼈の映画監督=堤 幸彦×本広克⾏×佐藤祐市。⽇本を代表する監督たちが共通して⼝にしたのがこの⾔葉だった。

 「ならば作りましょうよ」と⾔い出した堤監督から提案されたのが、「会社に⾔われた作品じゃない。内職みたいな映画。僕ら的には『ショクナイ』企画ですよ」だった。その⾔葉にトークに参加していた全員が乗った!

 トークのMCでもあったプロデューサー・森 ⾕雄はこれをどう形に出来るか?と、映画会社を奔⾛したが辿り着いたのが「今の映像業界のシステムでは難しい」という結論だった。「ならば全く新しい作品づくりの仕組み作りからやりませんか?」と⾔い出した監督たちの⾔葉を受けて、このプロジェクトは⾛り出した。ファンと⼀緒に作る超インディペンデントプロジェクト。名付けて、”SUPER SAPIENSS”。これまで三⼈が体感してきたヒット感はそのままに、設定、切り⼝、キャラクターなどを一から⽣み出していく。

 三⼈共通するジャンルは「サスペンス」。はたしてどんな物語が誕⽣するのか。新たな⽇本エンターテインメントの幕開けだ!

 さらに、プロジェクトでは、⽇本のエンタメ新時代を切り開くために、FiNANCiEの『トークン発⾏』と、トークンを基盤とした『共創コミュニティ』を活⽤したエンタメDAOにチャレンジする。そして、トークンを保有するサポーターが単にコンテンツの制作過程を⾒守るのではなく、コミュニティで実施されるさまざまなプロセスを通じてプロジェクトと密に関わり、3監督たちと『同じ興奮と喜びを共有する』ことを⼤切な要素に掲げている。

 プロジェクト第1弾は、監督が紡ぐオリジナル・ストーリーの世界観をより多くの⼈々へ届けると共に、本格的な映像コンテンツの⾜掛かりとなる作品として発表を予定している『WEBTOON』制作に向けた、トークン発⾏型ファンディングを実施する。

ファンディングページURL(外部サイト)

マーケット | SUPER SAPIENSS | FiNANCiE
マーケットプレイス開催中!

 ・ファンディング実施期間︓2022年1⽉19⽇(⽔) 16:30~ 2022年3⽉16⽇(⽔)16:30 予定

SUPER SAPIENSSサイト(外部サイト)

SUPER SAPIENSS
SUPER SAPIENSS(スーパーサピエンス)公式サイト。映画監督「堤幸彦・本広克行・佐藤祐市」が発起人となり、原作から映像化に至るプロセスを一気通貫。

DAO(ダオ︓Decentralized Autonomous Organization)

 DAOとは、⽇本語で”⾃⽴分散型組織”と呼ばれ、志を同じくする⼈々が協⼒して、⾃律的に運営される組織です。DAOには明確な管理者がいないため、ガバナンスがメンバーの合意により⾏われます。コミュニティの運営にはブロックチェーン・ソリューションなどのインセンティブ設計が取り⼊れられているのが特徴です。

(オフィシャル素材提供)

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