『忌怪島／きかいじま』コラボお化け屋敷「イマジョの館」オープンイベント

　６月16日(金)よりよみうりランド内にスポーツ報知 produce 映画「忌怪島」×よみうりランドコラボお化け屋敷「イマジョの館」がオープンする。同日に公開となる映画「忌怪島」の世界観を再現したアトラクション。この度、映画出演キャストが登場してのプレス向けオープンイベントが行われた。『忌怪島』の世界観を再現したアトラクションとなっている。

　本イベントでは、映画出演キャストである生駒里奈＆川添野愛の二人が登壇。本作さながらのお化け屋敷体験にゲストも大興奮に絶叫しまくり！　また映画『忌怪島／きかいじま』×よみうりランドコラボフードの試⾷を楽しんだ。

　イベント開始直後から「怖い、怖い」とおびえた表情で登場した２人。「よりによって、（お化け屋敷が）一番苦手な２人がキャストを代表して来てしまって……」と話す川添に、生駒も「プライベートではお化け屋敷に入ろうという発想がありません……」。トークもそこそこに、司会の「行ってらっしゃいませ～」の声に背中を押され、顔をひきつらせながら恐る恐る「イマジョの館」の中へ──。

　２人がお化け屋敷を体験している間、『忌怪島／きかいじま』の見どころを解説する映画評論家の荒木久文氏と俳優の上地由真を招いてのトークトークショーが行われたが、その間にも生駒と川添の叫び声が何度もはさまり、MCを務めた映画ソムリエの東紗友美が「すごいBGMですね……」と驚くほど。館内から漏れてくる２人の本気の絶叫に、トークはたびたび中断するほど。最後は出口から転がるように生駒と川添が飛び出してきた。恐ろしさのあまりか、生駒は口調が荒っぽくなっており、川添が「ヤンキーが入ってるのかと思った……」と目をぱちくり。「ずっとお化けとケンカしてました。そうしないと（お化け屋敷に）入れないんですよ。とにかく野愛ちゃんを守らなきゃっていう正義感で……」と照れ笑いする生駒に、川添は「守られてる気がして心強かったです」」と感謝した。

　映画は『呪怨』『犬鳴村』『樹海村』『牛首村』などを手がけた清水監督が、南の島を舞台に展開する新作ホラーで、天才脳科学者である主人公・片岡友彦役をなにわ男子の西畑大吾が務め、生駒はVR研究チームのプログラマー・深澤美央役、川添は同じくプログラマーの三浦葵役で出演する。「イマジョ」は島に伝わる“赤い女”の化け物で、物語のカギを握る存在だが、コラボお化け屋敷ではその「イマジョ」を完全にフィーチャー。「（お化け屋敷の）最後の一番大事なところを見てないです。後ろを一切見ずに走りました」という生駒に、川添も「（映画の）恐怖がよみがえってきました」と改めて震え上がっていた。

　「イマジョの館」は映画と同じ16日から一般公開。生駒は「見る前に入っても怖いし、観た後にイマジョのことを思いながら入るとさらに怖さが引き立つと思います」とPR。川添は映画の見どころについて「究極の状況に追い込まれると、人間は本性が出るということをこの物語を通して思いましたし、そのような状況で、本当に大事なものは何かということを（登場人物が）考え、どこにたどり着くのかを見てほしい」と語った。