作品紹介

『PLASTIC CITY プラスティック・シティ』

イントロダクション

 監督は、ヴェネチア国際映画祭グランプリ受賞作品『長江哀歌』などのジャ・ジャンクー監督作品の撮影監督で知られ、これまでの監督作である2作(『天上の恋歌』、『オール・トゥモローズ・パーティーズ』)が共にカンヌ国際映画祭に出品を果たし、高い評価を得てきたユー・リクウァイ。待望の長編3作目となる『PLASTIC CITY プラスティック・シティ』は、08年第65回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門正式招待作品にも選ばれ、多くの注目を集めた。
 主演は、日本を代表する俳優オダギリ ジョー。鍛え上げられた肉体や首筋等に入れた刺青など、キリンという役に独特の色気と美しさ漂わせて、俳優としての新境地に挑んでいる。また、オール“ブラジル”ロケを敢行したことでも話題の本作で、全編をポルトガル語&中国語で演じている。
 共演は、香港からアジア、ハリウッドへと活躍の場を広げる『インファナル・アフェア』のアンソニー・ウォン。アマゾンのジャングルで幼いキリンを保護し育てる父親・ユダを圧倒的な存在感で演じ、作品に重厚さを与えている。
 他にも、ツァイ・ミンリャン監督に見出されて以降、数多くの映画に出演している台湾の俳優チェン・チャオロン、田壮壮監督『呉清源 極みの棋譜』等に出演、資生堂の中国専用ブランドのイメージキャラクターも務める上海の国民的女優ホァン・イー等、脇を固めるキャストも中国、香港、台湾、ブラジルと多彩な顔ぶれが揃っている。
 また、カンヌ、ベネチア国際映画祭等で数多くの映画賞を受賞した若き名匠ジャ・ジャンクーがプロデュースを担当し、長年の盟友ユー・リクウァイをサポートしている。

ストーリー

 南米―ブラジル。日系ブラジル人のキリン(オダギリ ジョー)は幼い頃ジャングルで、アジア系ブラジル人のユダ(アンソニー・ウォン)に拾われ、育てられた。青年となったキリンは、ユダの闇稼業を手伝っていたが、ユダの命が狙われたことをきっかけに、その人生は急激な変化を遂げはじめる……。

 (原題:PLASTIC CITY、2008年、中国=香港=ブラジル=日本合作、上映時間:95分)

スタッフ&キャスト

 監督:ユー・リクウァイ
 出演:オダギリ ジョー、アンソニー・ウォン、チェン・チャオロン、ホァン・イー、タイナ・ミュレールほか

ギャラリー

公開表記

 配給:ビターズ・エンド
 3/14 ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿バルト9ほか全国順次公開

(オフィシャル素材提供)

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