シリーズ累計430万部突破の大ヒットレディース・コミック・シリーズを実写映画化した『セフレの品格(プライド)初恋』がついに全国公開! 公開2日目の7月22日(土)には都内映画館で公開記念舞台挨拶が実施され、主演の行平あい佳と青柳翔、共演の片山萌美、そして城定秀夫監督が参加した。
満員御礼で迎えたこの日。キャスト&監督は満面の笑みでステージに登壇した。同窓会で再会した抄子(行平)と一樹(青柳)。一晩を共にしたことから、二人はセフレ関係に堕ちていく……。その感情は撮影中にそれぞれの心にも響いたようで、青柳が「徐々にではあるけれど、行平さんが僕以外の人と触れ合っているのを見るのが嫌になってきた」と言えば、行平も「一樹が別の女性と関係を持っているシーンの撮影を興味本位で見に行ったら……気持ちが落ち込んだ」とキャラクターの心境とシンクロしていったという。
また一樹の登場シーンとなる同窓会でのチヤホヤ場面について片山は「インパクトがありました。イケメンのモテモテ医者というみんなが憧れる優越感のようなものがあった」と印象を語り「撮影に際しては青柳さんが周囲を率先して盛り上げていました」と回想。そのハーレム状態の雰囲気を作るために青柳は「ハハハ!と。とにかく笑いだけで押し切っていましたね」と熱演を報告していた。
一方、撮影を通して仲良くなったという行平と片山。行平が「お酒を飲んだりお茶したり、楽しいシーンが多くて自然と女子トーク。撮影の合間にゲラゲラと笑っていました」と振り返ると、青柳は「僕は省かれていましたけれど……」とジェラシー。城定監督は「ワイヤレスマイクから二人の声が聞こえるので聞こうと思えば聞けたけれど……悪口を言われていたりしたら嫌だったので聞かないようにしていました」とネガティブなことを言い出して、女性陣は「そんなことないです!」と爆笑だった。
抄子と一樹の激しくも美しいラブ・シーンも話題。城定監督から「青柳さんが完璧にやり切ってくれた。いつも以上に僕の予想を超えた画が多く撮れた」と絶賛を受けた青柳は「プレッシャーはありましたが、一人でやることではないので行平さんと協力しながら。いい作品が出来ればと思っていました」と謙遜していた。
またタイトルにある『品格(プライド)』について、それぞれが自身のプライドを発表。成人映画で頭角を現した城定監督は「R-15とR-18を見極めるプライド。R-18ギリギリのR-15映画を撮るために頑張りました!」、怖いイメージを持たれがちという片山は「怖がらせないプライド。自分から積極的に話しかけるようにしている」、行平は「撮影現場のプライド。撮影現場が好きすぎて楽しみすぎる癖があるので、気高く品格を持ちながらも飢えなければと思っています」とそれぞれ回答した。
そんな中、青柳は「ずっと考えていたけれど……何も思いつかなかった(笑)」とノーコメント。城定監督から「プライドがないのがプライド……というのはどう?」と提案されるも、「最初はそれも考えました。でもそれを言ったら3日後くらいに恥ずかしくなりそうで」と照れ笑い。
さらに本日参加予定だったものの仕事の都合で欠席となった栗山役の新納慎也からサプライズでコメントが届いた。「僕が演じた栗山は悪役ですが、映画を観た帰り道に栗山目線で考える時間を2分くらい持ってもらえたらありがたいです。『セフレの品格』なんてすごいタイトルで恥ずかしいと思うかもしれないけれど、実は人間味のあるリアルな人間模様が描かれている素敵な映画です!」と力説していた。
最後に主演の青柳は「たくさんの方に観ていただきたいのでSNS等での拡散のほどよろしくお願いいたします!」と大ヒット祈願。同じく主演の行平も「初恋編の次は決意編が8月4日に公開されます。初恋編とはまた違った雰囲気の映画になっているので、きっと楽しんでいただけるはずです!」と両作品の大ヒットを祈願していた。
登壇者:行平あい佳、青柳 翔(劇団EXILE)、片山萌美、城定秀夫監督
公開表記
企画・製作・配給:日活
『セフレの品格 初恋』7月21日(金)、『セフレの品格 決意』8月4日(金)、2部作連続公開!
(オフィシャル素材提供)