様々なテーマを愛と毒のある切り口で、数々のコラムを世に送り出してきた高山 真の自伝的小説「エゴイスト」が、主人公・浩輔役に『孤狼の血 LEVEL2』の怪演で第45回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞をはじめ多くの賞を受賞し、今最も勢いに乗る俳優である鈴木亮平、龍太役には『騙し絵の牙』、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」など話題作への出演が続く宮沢氷魚を迎えて映画化、2023年2月に公開することが決定した。
『トイレのピエタ』『ハナレイ・ベイ』などの松永大司が監督を務める。
この度、本作の場面写真および特報映が解禁となった。
与えることで満たされるこの愛は身勝手ですか?
まるで自分を守る鎧のようにハイブランドの服に身を包み、気ままながらもどこか虚勢を張って生きている浩輔。最初は戸惑いながらも浩輔から差し伸べられた救いの手をとった、自分の美しさに無頓着で健気な龍太。
初めて解禁された約30秒の特報映像および場面写真では、そんな二人の幸せな時間が映し出されている。場面写真では、二人が並んでコーヒーを片手に微笑んでいる、幸せな時間を切り取った場面写真が新たに解禁。また特報映像では龍太が、浩輔にキスをするシーンから始まり、龍太の髪を乾かす浩輔、龍太のことを「なんかね。ピュア」と好意を寄せる浩輔、幸せそうな笑顔で手を振る二人、手にハンドクリームを塗ってあげる浩輔。浩輔による献身的な愛と、誰かを心から愛することを知った幸せそうな龍太との時間が映し出されている。
だがそんな二人の幸せな時間から最後のシーンでは、「僕は愛がなんなのかよく分からないです」という浩輔のセリフを残して特報映像が終わる。いったい愛が分からないと伝えた理由はなんなのか。タイトルの『エゴイスト』という単語のように浩輔の独りよがりの愛が故の一言なのか……。
場面写真および特報映像の解禁にますます二人の物語に惹きつけられ、タイトルが意味するものとは何なのか気になる一作となっている。第一報解禁から、徐々に物語の全貌が明かされている本作に引き続きご注目を!
原作「エゴイスト」の文庫版が絶賛発売中!
原作者・高山 真 プロフィール
東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒業後、出版社で編集に携わる傍ら、エッセイストとして活躍。著書に『恋愛がらみ。不器用スパイラルからの脱出法、教えちゃうわ』(小学館)、『羽生結弦は助走をしない 誰も書かなかったフィギュアの世界』(集英社)、『愛は毒か 毒が愛か』(講談社)など。2020年没。
https://dps.shogakukan.co.jp/egoist(外部サイト)
公開表記
配給:東京テアトル
2023年2月全国公開