作品紹介

『裏切りのサーカス』

Jack English © 2010 StudioCanal S

イントロダクション

 元MI6諜報員にして、スパイ小説の大家ジョン・ル・カレが描く、リアルスパイ小説の金字塔、「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」待望の映画化!
 本年度アカデミー賞3部門ノミネート!!
静かに、そして熱く突きつけられる〈リアル〉に世界が唸った。
 2011年ヴェネチア国際映画祭から始まり、全米・全英で公開されるや圧倒的なオープニング成績を叩き出して大ヒットを記録。さらに世界各国の栄えある賞にも名を連ね、アカデミー賞3部門〈主演男優賞(ゲイリー・オールドマン)、脚色賞、作曲賞〉へのノミネートを果たした。
 原作は、元MI6諜報部員という経歴で知られる作家ジョン・ル・カレの「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」。MI6在職中に実際に起きた重大事件を基に書き上げ、“スパイ小説の金字塔”という最高の称号を得た傑作だ。スパイの実態を知り尽くしたル・カレが、「原作を提供したことを誇りに思う」と惜しみない賛辞を贈った、本格派スパイ・サスペンス・ドラマが、ついに日本に登場する。

ストーリー

 東西冷戦下、英国情報局秘密情報部MI6とソ連国家保安委員会KGBは熾烈な情報戦を繰り広げていた。
 ある策略により、英国諜報部<サーカス>を去ることとなった老スパイ・スマイリー(ゲイリー・オールドマン)の元に、困難な任務が下される。
 それは、長年に渡り組織の幹部に潜り込んでいるソ連の二重スパイ<モグラ>を捜し出すこと。
 標的は組織幹部の4人、<ティンカー(鋳掛け屋)、テイラー(仕立屋)、ソルジャー(兵隊)、プアマン(貧乏人)。
 過去の記録を遡り、証言を集め、容疑者を洗いあげていくスマイリー。浮かび上がるソ連の深部情報ソース<ウィッチクラフト>、そしてかつての宿敵、ソ連のスパイ<カーラ>の影。やがて彼が見いだす意外な裏切者の正体とは――。

 (原題:TINKER TAILOR SOLDIER SPY、2011年、イギリス=フランス、上映時間:128分)

キャスト&スタッフ

 監督:トーマス・アルフレッドソン
 原作:「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」ジョン・ル・カレ著(ハヤカワ文庫刊)
 出演:ゲイリー・オールドマン、コリン・ファース、ベネディクト・カンバーバッチ、マーク・ストロング、トム・ハーディ、ジョン・ハート、キャシー・バーク、トビー・ジョーンズほか

ギャラリー

公開表記

 配給:ギャガ株式会社
 2012年4月21日(土)より、TOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館他全国ロードショー!

(オフィシャル素材提供)

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