監督・岸 善幸、脚本・港 岳彦で、第34回柴田錬三郎賞を受賞した朝井リョウによる小説『正欲』を、稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香を出演者として迎え、2022年9月から10月に掛け撮影を行い、映画化した『正欲』。本作のティザービジュアル&特報映像とともに、7名の追加キャスト情報の解禁と公開日が11月10日(金)TOHOシネマズ日比谷ほかにて、と決定した。
ティザービジュアル&特報映像解禁
「私たちが抱えている欲望は、あって良いものだと思いたい」
映画『正欲』は家庭環境、性的指向、容姿――さまざまに異なった“選べない”背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく衝撃的なストーリー。今回解禁されたティザービジュアルでは、『正欲』というタイトルが大きく示されており、「(ab)normal desire」という映画『正欲』の英題がパッションピンク色の手書き風文字で強調されている。あえて( )でくくられた「ab」が意味するものとはなんなのか、気になるつくりだ。
併せて解禁された特報映像でも、本作のタイトルが大きく強調されている。「正」という文字が最初に示された後、稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香それぞれの表情が大きく映し出されていく。「欲」という文字が次に示されると、「それでも私が、私たちが抱えている欲望は、あって良いものだと思いたい」という新垣結衣が演じる桐生夏月(きりゅう・なつき)の台詞とともに、再度キャストの表情が次々と映される。切迫感、安堵、疑問、不安……それぞれの役柄が心に秘めた想いを感じさせる。傑作か、問題作か。『正欲』というタイトルの意味とは? 観る者の想像を刺激する。
山田真歩、宇野祥平、渡辺大知、徳永えり、岩瀬 亮、坂東 希、山本浩司
脇を固める追加キャストを発表!公開日は【11/10(金)】に決定!
先に出演情報を解禁していた稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香に加え、今回、総勢7名の出演情報が解禁となった。11/10(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて公開となる。各キャストは以下の通り。
寺井由美(てらい・ゆみ)―山田真歩:不登校になった息子との距離を掴めずにいる啓喜(稲垣吾郎)に対し、徐々に気持ちが離れていく妻。テレビドラマ「ナイルパーチの女子会」(21/TX)、「あなたの番です」(19/NTV)など出演作が続く山田真歩が演じる。
越川秀己(こしかわ・ひでき)―宇野祥平:啓喜とともに検察庁に勤める事務官。2020年、『罪の声』(土井裕泰監督)で数々の映画賞に輝いた名バイプレイヤー宇野祥平が演じる。
西山 修(にしやま・しゅう)―渡辺大知:夏月(新垣結衣)と佳道(磯村勇斗)の中学の同級生。演じるのは、ロックバンド「黒猫チェルシー」(現在は活動休止中)のボーカルとして活躍しながら、俳優デビューを果たした『色即ぜねれいしょん』(09、田口トモロヲ監督)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、その後も出演作が後を絶たない渡辺大知。
那須沙保里(なす・さおり)―徳永えり:夏月と同じ商業施設で働き、夏月を気に掛ける妊婦の女性。連続ドラマ初主演となった「恋のツキ」(テレビ東京)で大きく注目された徳永えりが演じる。
矢田部陽平(やたべ・ようへい)―岩瀬 亮:ある日をきっかけに、佳道と大也(佐藤寛太)と秘密を共有するようになる小学校の非常勤講師。演じるのは、舞台、映画、テレビドラマ、と各メディアで活躍する俳優・岩瀬 亮。
高見優芽(たかみ・ゆめ)―坂東 希:大也の所属するダンスサークルのリーダーとして、サークルのみならず大学内でも信頼を得ている。演じるのは、元Flower・E-girlsとして活動し、グループ解散後は女優として活動の幅を広げている坂東希。
夏月と佳道の中学時代の担任教師―山本浩司:中学時代、夏月と佳道の担任をしていた教師。現在放送中の連続ドラマ小説「らんまん」のほか、出演作が続く山本浩司が演じる。
「読む前の自分に戻れない」と評される、価値観を揺るがす原作世界の映画化。既に解禁されている5名に加えて、脇を固める豪華俳優陣がどのように関わっていくのか、ご期待いただきたい。
併せて、公開日情報も解禁! 2023年11月10日(金)より全国ロードショーされる。続報もお楽しみに!
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Twitter:@seiyoku_movie
公開表記
配給:ビターズ・エンド
11月10日(金)、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
(オフィシャル素材提供)