9月8日(金)に公開を迎え、初週3日間で週末ランキング1位を獲得した『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』の大ヒットを記念し、9月18日(月・祝)に『シティーハンター』の聖地である新宿で舞台挨拶が行われ、TM NETWORKのエンディングテーマに『Get Wild』とともに神谷 明(冴羽獠役)、伊倉一恵(槇村 香役)、こだま兼嗣総監督、さらにゲスト声優として“モヒカンの容疑者”役を演じたEXILE/FANTASTICSの世界が登壇!
はじめに神谷が「自信はあったのですが、公開するまでは不安もだいぶあり、(週末ランキング)第1位ということで本当に嬉しかったです。ありがとうございます! この勢いでもっともっとがんばっていきたいです」と大ヒットスタートに感謝を述べると、獠の相棒・香役の伊倉一恵も「神谷さんもおっしゃる通り自信はあるしスタッフも頑張ったし、それが公開一週間前くらいから胃が痛い気持ちになって来て……でも1位スタートで嬉しくなってお酒も飲みました!」と安堵した様子。「作っているときは思いっきりアクションをつけたりするのが楽しくてイケイケでやっているのですが、出来上がってくると急に不安になる。ふたを開けてみないと分からない」というこだま総監督も「こうして舞台挨拶や、劇場に来た時に初めて多くの人が観てくれているということを実感できます」と大勢の観客で満席の客席を見渡しながら、今の心境を語った。
●『シティーハンター』大ファンの世界(EXILE/FANTASTICS)が初参加の喜びを語る!
大の『シティーハンター』ファンという世界は「初日に観に行かせてもらって、新宿や近所の映画館で3回観ました。大人数の中で観たけど、隣のほうで泣いている方もいて、グッズも売り切れていたり、本当にたくさんの人が観ている映画だなと思います」とヒットを肌で実感している様子。また、両親も『シティーハンター』ファンだと言い、「うちの親が大喜びで!親孝行できました」と初参加の喜びを語った。
神谷と一龍齋春水(野上冴子役)と番組に出演した際に『シティーハンター』の声優をやってみたいと話したことがきっかけで本作への出演が実現した世界。「直談判してみるものですね。役者をやっていたらみんなが出たいと思う作品なので。(お願いした)何日か後に台本を渡されて、運を使い果たしたかなと思うくらい光栄な出来事でした! 現場では(神谷、伊倉)2人とも、本当に優しくしてくださった」と貴重な経験を振り返りながら興奮気味にコメント。演じた“モヒカンの容疑者”役については、「よかったよね。いきいきと演じられていた」(神谷)、「相手役を揺さぶる演技をしていましたね」(伊倉)、「それほどいい芝居をされたということですね」(こだま総監督)とレジェンドたちがみな口を揃えて世界の演技を絶賛すると、「生意気な役だったけど、先輩方の胸を借りる気持ちで演じました」とひたすら恐縮しきりの様子だった。また、本作では沢城みゆき(アンジー役)、関 智一(ピラルクー役)、木村 昴(エスパーダ役)、堀内賢雄(海原神役)など超豪華なゲスト声優陣が出演しているのも見どころ。神谷は「皆さん適材適所で、本当に素晴らしいので味わい尽くしてほしいですね!」とアピールした。
●祝・喜寿!神谷明77歳の誕生日を、『シティーハンター』特製ケーキと77本のバラの花束でお祝い!
イベント当日の9月18日は、神谷77歳の誕生日! 『シティーハンター』らしく、100トンハンマーがあしらわれたバースデー・ケーキがお披露目されると会場からは大きな拍手が! 世界の「せっかくなのでみんなで歌いましょう!」の掛け声をきっかけに、客席も一緒に「Happy birthday to you」のお祝いソングの大合唱が巻き起こり、一気にお祝いムード一色となった。
神谷も「こんなことは初めて。77歳の喜寿、“喜び”の“寿”ですよ。こんなにうれしいことはないですよ!」と感激の様子。会場中を代表して伊倉から「こんな喜寿はいない。すてきですね!」と77本の真っ赤なバラの花束を渡された神谷は「ありがとうございます。ずっしり来ます。自分がこの年齢まで仕事を続けられるということを、この業界に入ったときは想像もしていなかった」と喜びを口にしつつ、「そうそうたる先輩が声優までの道の線路を引いてくれて、そこに乗せていただいて今があります。素晴らしい運をもっていた自分にも、このような素晴らしい作品に恵まれたことにも感謝したいです。77歳の誕生日が大ヒット感謝のイベントということはもしかしてまだ続くかな?そういう日にしたいと思います」と感無量の様子で喜びを語った。さらに「皆さんの応援がなければそれも叶わないと思います。なお一層の応援を神谷 明、ここにいる皆さん、『シティーハンター』のスタッフに送っていただければと思います。うれしいです!」と続編への期待を込めつつ、あらためて感謝を述べた。
神谷のコメントに、大きく温かな拍手がなかなか鳴りやまぬ中、あらためて神谷から大ヒットのお礼を込めた挨拶が。「あらためてご来場誠にありがとうございます。今作は皆さんの応援のおかげで生まれました。この映画が次につながること、これは僕の大きな夢です。今日は誕生日でもあります、皆さん、どうぞその夢をかなえてください」と客席一人ひとりの顔を見渡しながら、熱量たっぷりにメッセージを送った。最後は「もっこりもっこりもっこりありがとうーーー!!!」と笑顔で手を振って退場し、イベントは終了した。
なお、新たなイベントとして10月1日(日)にTOHOシネマズ新宿でスペシャルトークイベント&応援上映舞台挨拶の開催も発表された! ついに迎えた「最終章〈ファイナルチャプター〉の幕開け」の、さらなる快進撃に期待があふれるイベントとなった。
登壇者:神谷 明、伊倉一恵、世界(EXILE/FANTASTICS)、こだま兼嗣(総監督)
公開表記
配給:アニプレックス
大ヒット上映中!
(オフィシャル素材提供)