映画⼤学の卒業制作なのに、アジアの映画祭・映画賞で話題をさらいまくったUFOロード・ムービー『宇宙探索編集部』が、10⽉13⽇(⾦)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋⾕、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開される。このたび、公開に先駆け、コン・ダーシャン監督が来⽇。来⽇を記念し、9月24⽇(日)、ヒューマントラストシネマ渋⾕にて本作を先⾏上映を⾏い、アフタートークのゲストに、今年惜しまれながらも解散した「楽器を持たないパンクバンド」BiSHメンバーとして活躍し、現在はソロで活動するタレント、ハシヤスメ・アツコがゲストで登壇した。
本作は、⼀癖も⼆癖もある廃刊⼨前のUFO雑誌の編集⻑とキテレツな仲間たちが“UFO探し”の旅に出るという、笑わせながらも最後には感動のロード・ムービー。上映後、コン監督とハシヤスメ・アツコが登壇すると、満席の会場に⼤きな拍⼿! イベントの最初に、ハシヤスメから歓迎の花束が⼿渡されると、観客は「こんな“中⼆病”みたいな映画を観に来てくれてありがとう」とユーモアを交えて挨拶。するとハシヤスメさんが、「コン監督、ようこそ⽇本へ!」と歓迎の⾔葉を伝えた後、いきなり「好きな⽇本⾷は?」と質問して会場を爆笑させた。
司会者から、なぜ今⽇、ハシヤスメがゲストだったかについて「(ハシヤスメは)夢を諦めない⼈、既成概念を破る⼈、そして笑いのセンスが抜群な⼈」と「映画に重なる部分がある」と説明されると、監督だけでなく観客も「うんうん」と深く頷いた。さらにハシヤスメが映画を観て寄せたコメント――「⾃分の好きなことに⼀⽣懸命、そして純粋に追い求めていく主⼈公の姿が⾯⽩くて変てこです! 癖ありドキュメンタリーを観ている感覚で、気付いたらその世界観にどっぷりハマってました。観終わった後、宇宙⼈について考える率100%!!!」――が紹介されると、監督は、「このヘンテコはいい意味ですよね」と笑いながら確認。「ヘンテコは私の中では褒め⾔葉。個性的っていうこと」とハシヤスメさんに説明を受けて、嬉しそうな笑顔を⾒せた。
さらにハシヤスメが「監督は宇宙⼈の存在を信じていますか?」と質問すると、「もちろん信じます。宇宙⼈から⾒たら私たちだって宇宙⼈ですから」と監督が即答。ハシヤスメが「私も同じです! UFOが時々あらわれるのは、定期的に富裕層の宇宙⼈が地球に遊びに来てるんだなって。お⾦がないと来られないから滅多にUFOは現れないんです」と⾃説を披露した後、「私の⾔いたいことわかります?」と観客に問いかけ、観客も爆笑。さすがの笑いのセンスを発揮した。
⽇本のカルチャーが⼤好きで、映画界では岩井俊⼆・中島哲也・湯浅政明・是枝裕和監督、そして⼥優の蒼井 優さんが⼤好きだというコン監督は「蒼井 優さんが結婚してしまって残念です」と嘆きながらも、今回、初対⾯となったハシヤスメの魅⼒に⼤感激していた。
そして、イベントの最後には、今週9⽉27⽇が誕⽣⽇のハシヤスメに、監督からサプライズでプレゼント。プレゼントは、花束と、『宇宙探索編集部』とコラボレーションをしている⽉刊「ムー」が発刊した「地球の歩き⽅ムー」、⽉間ムーとのコラボ・アクキー、そして監督が中国から持参したオリジナルTシャツとピンバッジとたくさん! そして花束の中には、なんと本作で、“宇宙からの波動を感じられる謎の機械”として登場する<実は頭部マッサージ器>が添えられていた。ハシヤスメさんはさっそくマッサージ器を頭につけて、「これで宇宙⼈を呼び寄せられるんですか!?」と喜び、さらに会場を沸かせた。
中国の期待No.1の若⼿監督で、監督⾃⾝も笑いのセンス抜群。オフビートなセンスで観客を笑いの渦に巻き込みながらも、最後には他⼈に何を⾔われようとその道を信じて進み続けるタン編集⻑と仲間たちの姿の情熱に思わず感動してしまう『宇宙探索編集部』、10⽉13⽇(⾦)からの公開にどうぞご期待いただきたい。
登壇者:コン・ダーシャン監督、ハシヤスメ・アツコ(タレント)
公開表記
配給:ムヴィオラ
10/13(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺 他全国順次公開
(オフィシャル素材提供)