立ち上がれシンデレラ。あなたには魔法も白馬の王子様も必要ない
緒方貴臣監督(『子宮に沈める』、『飢えたライオン』)が、伊礼姫奈(「推しが武道館いってくれたら死ぬ」)、筒井真理子(『淵に立つ』、『よこがお』、『波紋』)らを迎え、「義足は障がいの象徴」とネガティブに捉えていた主人公の義足のモデルやそのマネージャーが、ポジティブに捉えられるようになるまでの心の変化を描く『シンデレラガール』。
本作は、10月20日(金)まで、全国公開に向けたクラウドファンデングを実施中。1000円からのリターンコースがあり、前売り券付きや、キャストのサイン入りの台本などが送られるリターンなどもある。
Motion Gallery(モーションギャラリー)URL:https://motion-gallery.net/projects/film_cinderellagirl(外部サイト)
11月18日(土)より新宿K’s cinemaほか、小山シネマロブレ(栃木)、シネマスコーレ(名古屋)、扇町キネマ(大阪)、アップリンク京都、元町映画館(神戸)他にて全国順次公開されるのを前に、予告編、追加場面写真及び、車椅子アイドルの猪狩ともか(仮面女子)、義足モデルの海音、義足ユーザーの身体表現者である大前光市の推薦コメントが解禁となった。
コメント
猪狩ともか(仮面女子/車椅子6年目)
新たな夢へ向かう時、自分自身の熱意はもちろん、周囲に信じて応援してくれる人がいることでグッとその夢に近づいていけるのだなと感じました。
「義足があなたのアイデンティティのひとつであることは間違いない。でも義足だけがあなたのアイデンティティでもない。」という台詞がとても心に残っています。私も車椅子で活動をしているとどうしても車椅子にフォーカスが当たりますが、それだけじゃない自分のアイデンティティをちゃんと確立していけるよう頑張ろうと思えました。
海音(義足モデル)
ハンディーキャップがある=可哀想。痛そう。という印象があると思います。皆さんも、人と違う部分は嫌な部分で隠したいと思うかもしれないですが、『シンデレラガール』を観て、そこは、自分にしかない、自分の個性だと思って欲しいと思いました。
そして、自信を持って『シンデレラガール』の主人公のように自分の夢を諦めずに追いかけて欲しい、そんな世の中になって欲しいと思いました!
大前光市(身体表現者/義足ユーザー)
義足とは、人間の魅力を引き出して、自分が何をするべきか考え、迷いを無くしてくれる試練アイテムなのではないか!?と思えてくる。これは架空の世界の物語ではない。リアル世界をたった1時間に切り取り凝縮させた、半分ノンフィクション。この映画からは、無力な孤独、何も出来ないときの時間の流れ、たくさんの人から応援される感謝、そして夢にフォーカスを持ち続ける意志の力強さを感じる。上手くいかなくて立ち止まりながらも、人生のランウェイを一歩ずつ先に向かって、どんな形であれ歩み続けているリアル・シンデレラがたくさんいることを知ってほしい。
公開表記
配給:ミカタ・エンタテインメント
11月18日(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次公開
(オフィシャル素材提供)