イベント・舞台挨拶

『道で拾った女』初日舞台挨拶

©2023レジェンド・ピクチャーズ

 長距離トラックを舞台に、行くあてのない男女の姿を描いたロード・ムービー『道で拾った女』の初日舞台挨拶が10/21(土)に新宿K’s cinemaにて行われ、主演の浜田 学、佐々木心音、いまおかじんじ監督が登壇した。

 満員の劇場に、観客からの大きな拍手を受けながら登場した3人。
 本作で映画初主演となった浜田は、「普段は殺し屋みたいな強面の役柄が多いんですが、(演じた)竜平は人間味と愛嬌がある役で感謝しています。一方で竜平は見事なクズでもあるんですよ。そこかが似てるはお任せします」と役柄の印象について口にする。

 W主演の佐々木が演じたのは、ホームレスの女性・のぞみ。
 多かったという外での撮影シーンに触れ、「私は虫が大嫌いなんですけど、演じていたときは全く気にならなかった」と役柄に入り込んでいたことを吐露。
 続けて、「ホームレス役ということで、勝手に裸足になって本番を迎えたり、常にお腹ペコペコにしたり。糖分が足りなくてセリフが出てこなくなっちゃいまいした」と役づくりについても打ち明ける。

 いまおか監督も「ずっとお腹空いてたよね? 劇中でラーメンを食べるシーンがあるんだけど、本当にお腹が空いていたのかめちゃくちゃ美味しそうに食べてたのが印象に残ってる」と感心する。

 また、本作で初共演となったふたり。「佐々木さんは思い切りが良い人。衣装をたっぷり汚したりと、必要と思えばどんなシーンでも厭わないのが現場で見えました」(浜田)、「撮影前は絶対怖い人がと思っていたけど、実際はすごくフランクな人。現場の途中からは長年の友達だったっけ?と思っちゃうくらい器の大きい人でした」(佐々木)と互いの印象を振り返る。

 最後に浜田が「人間味があったり、ミステリアだったりとスいろいろな佐々木さんの顔が見られる作品。いまおか監督が描く悲喜こもごもを自由に、楽な気持ちで観ていただけたら嬉しい」と伝え、イベントを締めくくった。

 『道で拾った女』新宿K’s cinemaほか、全国順次公開中。

 登壇者:浜田 学、佐々木心音、いまおかじんじ監督

公開表記

 配給:ムービー・アクト・プロジェクト
 新宿K’s cinemaほか、全国順次公開中

関連作品

スポンサーリンク
シェアする
サイト 管理者をフォローする
Translate »
タイトルとURLをコピーしました