新作のたびにその実験的な試みと過激描写で世界中を挑発し続けてきた鬼才ギャスパー・ノエ監督が、「暴力」「セックス」を封印、「病」と「死」をテーマに自身の経験を経て新たな世界を作り上げた最新作『VORTEX ヴォルテックス』が2023年12月8日(金)より劇場公開される。本作は、人はどう死んでいくのか?誰もが目をそむけたくなる現実を、真正面から冷徹なまでにまざまざと描いたギャスパー・ノエ監督の新境地にして最高傑作。
主演は、80歳にして初主演を果たしたホラー映画の帝王ダリオ・アルジェントと、『ママと娼婦』の娼婦役で鮮烈な映画デビューを飾り伝説的な女優となったフランソワーズ・ルブラン。演技とは思えないふたりの奇跡の名演に目を奪われずにはいられない。スプリット・スクリーンの画面分割によって、老夫婦の日常が2つの視点から同時進行で映し出されていく。心通わぬ家族、不測の出来事、やがて訪れる死。我々は、暴力なき恐怖の渦に吸い込まれ、“死ぬまで”を追体験する。
認知症を患う妻と心臓病を抱える夫の刻々と迫りくる“人生最期の日々”を鮮明に写し出す場面写真一挙解禁!
そして、ギャスパー・ノエ監督が4年ぶりに来日することが決定し、11月14日(火)実施の先行プレミア上映に登壇!
併せて30秒予告編も解禁!
主演にホラーの巨匠ダリオ・アルジェントを迎えた、鬼才ギャスパー・ノエ監督の新境地にして最高傑作『VORTEX ヴォルテックス』は、認知症を患う妻(フランソワーズ・ルブラン)と、心臓病を抱え余命短い夫(ダリオ・アルジェント)、老夫婦ふたりの死に様を2画面分割映像(スプリットスクリーン)で2つの視点から同時進行で映し出していく。この度、そんな本作の特徴を現わす場面写真が一挙解禁となった。バルコニーで乾杯をする在りし日の仲睦まじい老夫婦や、抱き合う二人の場面写真……そこから一転、妻の認知症が進行していき、夫との意思疎通が徐々に難しくなっていくことを暗示させる【老夫婦の心の隔たり】を表した場面や、息子(アレックス・ルッツ)と孫を交えての団欒な雰囲気…ではなさそうな光景など、ジワジワと迫りくる不穏を感じさせるようなシチュエーションの数々が2画面分割シーンで映し出される。すれ違う夫婦仲、助けを求めることの難しい家族関係、そして徐々に漂い始める死の匂い……果たして、この先に待ち受けるどんなホラー映画よりも末恐ろしい老夫婦の死に様とは……? 一挙解禁となったこれらの場面写真は、未だかつて、2分割されたこんな斬新な場面写真があっただろうか?と思わせながらも、ノエ監督らしいトリッキーさを同時に感じさせること間違いナシなものとなっており、今度は一体どのような“地獄”を劇場で味あわせてくれるのか、より一層の期待が高まる。
また、昨年開催された「フランス映画 2022 横浜」で、体調不良により残念ながら叶わなかったギャスパー・ノエ監督の来日が、この度11月に決定! 『CLIMAX クライマックス』(19)以来およそ4年振りに、ノエ監督が東京の地へ降り立つ! 11月14日(火)、ヒューマントラストシネマ渋谷にて先行プレミア上映の舞台挨拶に登壇予定だ。気になる続報に引き続きご注目いただきたい。
ギャスパー・ノエ監督が贈る、どんなホラー映画よりも怖すぎる「地獄」。
2023年12月8日(金)より公開、映画『VORTEX ヴォルテックス』に乞うご期待!
オリジナルポストカード付き特別鑑賞券が販売中!
【販売価格】¥1,600(税込)
【特典】オリジナルポストカード(※数量限定)
【メイジャー公式】https://www.major-j.com/index.php(外部サイト)
※発売劇場は右記よりご確認ください。:https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=vortex(外部サイト)
公開表記
配給:シンカ
12月8日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか 全国公開
(オフィシャル素材提供)