第76回カンヌ国際映画祭〈最優秀監督賞〉を受賞し、料理への情熱で強く結ばれた美⾷家と料理⼈の愛と⼈⽣を味わう感動の物語『ポトフ 美⾷家と料理⼈』が、12/15(⾦)よりBunkamura ル・シネマ 渋⾕宮下、シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国順次公開が決定した。
公開に先⽴ち、フランスが誇る名優ふたり、ジュリエット・ビノシュ演じる天才料理⼈と、ブノワ・マジメル演じる美⾷家の、愛と喜びに溢れる場⾯写真が解禁された。
19世紀末、フランス。“ベル・エポック時代”では新たな⽂化が繁栄し”美⾷”もまた芸術のひとつとして追求された。
森の中に佇む美しいシャトーに暮らす有名な美⾷家ドダン(ブノワ・マジメル)と、天才料理⼈ウージェニー(ジュリエット・ビノシュ)は究極のメニューを次々と作り出す。⻑い間、深い絆と信頼で結ばれてきたふたりであったが、プロとして⾃⽴すると共に⾃由を尊ぶウージェニーは、ドダンの求婚を断り続けてきた。そこでドダンは⼈⽣初の挑戦として、全て⾃分の⼿でつくる渾⾝の料理を最後のプロポーズとしてふるまうが……。
そんなふたりの⻑年の愛と喜びに溢れる場⾯写真や、厨房での料理シーン、そして三つ星シェフピエール・ガニェールが完全監修した料理の写真が⼀部公開された!
20年ぶりに叶った元パートナーでの共演。
ジュリエット・ビノシュの不安に反して、ブノワ・マジメルはオファーを快諾!
トラン監督「ビノシュは最初からプロジェクトに関わっていた」「撮影現場はとてもよい雰囲気」
先⽇⾏われた東京国際映画祭のマスタークラス(10/24実施)において、トラン・アン・ユン監督はふたりの起⽤のきっかけについて尋ねられ、「ジュリエット・ビノシュは昔からの知⼈。エージェントが同じなため、早い時期に今回の映画を作ろうとしていると話は彼⼥の⽿に⼊っており、最初からプロジェクトに関わってくれた⼈です。⼀緒にやろうねという約束もしていました。ブノワ・マジメルのほうは、どちらかというと後半に合流してくれた感じです。ジュリエットとブノワはパートナーとして⼦どもも授かったが、20年前に別れて以来、⼀度も共演する機会を持っていません。私のブノワを出したいというアイデアに関しては、“ひょっとしたらブノワは受けてくれないのではないかしら”と、ジュリエットはちょっと不安に思っていたようですが、私⾃⾝がブノワにオファーをするとブノワは即快諾をしてくれました。しかも撮影現場ではとてもよい雰囲気がふたりの間に流れていました。本当に意外なような、びっくりするような雰囲気が現場では流れていたのです」と共演の経緯と現場の雰囲気について振り返った。
公開表記
配給:ギャガ
12⽉15⽇(⾦)より Bunkamuraル・シネマ 渋⾕宮下、シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
(オフィシャル素材提供)