イントロダクション
1980年後期のニューヨーク。アンディ・ウォーホールやジャン=ミシェル・バスキアたちの時代が終焉を迎え、そこに空いた穴を埋めるかのようにヒップホップとスケートボードという2つのサブカルチャーが頭角を現し始める。当初ヒップホップは黒人の物、スケートボードは白人の物というイメージが強かったが、当時では珍しくヒップホップを流すクラブMarsのオープンから、Wu-TangClan、Nasやノトーリアス・B.I.G.などのラッパーの誕生、映画『KIDS/キッズ』の公開、スケートブランドZooYorkやSupremeのローンチなどを経て、ライフ・スタイルが似ていた両者の文化は次第に交わり、ラッパーがスケート・ブランドで着飾るように、スケーターがヒップホップを聴くようになる。そして、不良と呼ばれていた若者たちの生き様が、今では世界的に最も影響力のあるストリート・カルチャーを作り上げた。
原題:All the Streets Are Silent: The Convergence of Hip Hop and Skateboarding(1987-1997)
(2021年、アメリカ、上映時間:89分)
キャスト&スタッフ
監督:ジェレミー・エルキン
ナレーション:イーライ・ゲスナー
音楽:ラージ・プロフェッサー
製作総指揮:デヴィッド・コー
製作:デイナ・ブラウン、ジェレミー・エルキン
ギャラリー
オフィシャル・サイト
atsas.jp(外部サイト)
予告編
公開表記
配給:REGENTS
ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて絶賛公開中