世界中に愛と夢を届け続ける“シルバニアファミリー”がついにスクリーンデビュー! 『劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの』(11月23日全国公開)の完成披露試写会が11月13日(月)に都内映画館で実施され、声優を務めた黒島結菜、村⽅乃々佳、DAIGO、主題歌を担当したPUFFYの⼤貫亜美&吉村由美、そして⼩中和哉監督が出席した。
満員大御礼で迎えたこの日、主人公フレア・チョコレートの声を担当した黒島は「今日は楽しんでいただけたらと思います」と上映前の観客に向けて挨拶。声優初挑戦となったが「世界中で愛されているシルバニアファミリーの声を担当できるとは思わず、驚きが大きかったです。収録ではフレアの明るく前向きで家族思いなところに助けられて、私自身もシルバニア村の中で大冒険するような気持ちで演じることが出来て楽しかったです」と初々しい感想を伝えた。
これに小中監督は「黒島さんの真っすぐなお芝居がフレアを表現してくれて、アフレコもスムーズに行きました」と絶賛。
クレム・チョコレートの声を担当した村方は「クレムちゃんは可愛くて、楽しくお芝居をすることができました。監督は私の話をうんうんと聞いてくれて、優しくカッコよかったです」とニッコリ。
一方、ブルース・ハスキーの声を担当したDAIGOはオファーを受けた時の心境を「正直N・Oだと思いました」とDAI語で表すと、その言葉を説明する前に村⽅から「N・Oだと何か分からないから教えてあげて」とのまさかの注意が……。これにDAIGOは「うん、今から教えるね」と目じりを下げて「なんで俺?です」と解説したものの、村⽅はとピンと来ていない様子。DAIGOは「いまいちだったね……」と反省していた。
奥田民生が手掛けた主題歌『SweetSweet』を担当したPUFFY。大貫は「奥田民生さんから13年ぶりに楽曲をいただいたけれど、私が思い描く大好きなシルバニアファミリーの牧歌的な世界観があって。ナイス!と思った」と大満足。吉村は大貫との作詞作業について「(大貫が)シルバニアファミリーを好きすぎるので、ややこしかった(笑)。ハンバーガーショップで2人してああでもないこうでもないと話し合いました」と力作だと自負していた。
本作は、小中監督にとって初の3DCGアニメーションを駆使しての制作となった。小中監督は「コマ撮りアニメーションを撮るようなイメージを持っていたので、紙でセットを作ってそこにシルバニアファミリーの人形を並べてみたりして。人形をそのまま撮ったかのようなテイストを目指しました」と工夫を明かしていた。
本作のサブタイトル『フレアからのおくりもの』にちなんで「これまでもらったプレゼントの中で一番嬉しかったもの」をそれぞれ発表。黒島は「今年の誕生日に友達が、私が飼っている犬と私の写真を額に入れたものをプレゼントしてくれた。玄関に飾っているので、見るたびにいいなあと思います」と粋な友情に感激。村方は「シルバニアファミリー! 遊園地とかパン屋さんで遊ぶのが好き」と満面の笑み。DAIGOは「3歳の娘から急に『パパ結婚しよう』と言われたこと。これが最近嬉しかったプレゼント」とパパの表情を浮かべながら「でも僕は結婚しているので、その事実をいつ伝えようかと……。それが今の悩み」と嬉しい悲鳴を上げていた。大貫は「誕生日や母の日に娘がくれる手紙が嬉しい」と明かし、吉村は「(大貫からもらった)刺繍のバースデーカード。でも愛が重いかも……」と仲の良さを伺わせた。
トークパートもあっという間に終了の時間に。これから映画を観る観客に向けてDAIGOが「一言で言うならば、S・M・Yですよ。シルバニア村へようこそ~!」とDAI語でアピールするも、再び村⽅から「でもさ、みんなまだシルバニア村には入っていないから。映画を楽しく観てね、くらいがいいよ」との注意が……。指摘を受けた形のDAIGOは「そうだね、E・T・Mにします。映画を楽しく観てね!です」と訂正していた。黒島は「この映画にはみんなが自分の家族や友達など周りのみんなを大切に思う気持ちが溢れていて、これこそが平和への第一歩だと思うくらいとても温かい幸せで素敵な映画になっています。そのハッピーな気持ちが皆さんに伝わって、優しい気持ちで帰ってもらえたら嬉しいです」と願っていた。
登壇者:黒島結菜、村方乃々佳、DAIGO
PUFFY大貫亜美・PUFFY吉村由美、小中和哉監督
公開表記
配給:イオンエンターテイメント
11⽉23⽇(⽊・祝) 全国ロードショー
(オフィシャル素材提供)