作品紹介

『右へいってしまった人』

© 2023「右へいってしまった人」製作委員会

イントロダクション

 本作品は映画『KATACHI』で長編デビューを飾った堂野アキノリ監督2作目の長編作品。
 BOYS AND MENの平松 賢人(鷹介)を主演、高田 夏帆(水帆)をヒロインに迎え、実在する巨大シェアハウ ス、オークハウスを舞台に、パラレルワールドを題材としたラブ・ストーリーである。
 パラレル・ワールドに迷い込んでしまった主人公の鷹介が、もしもの世界で今までそばにあったはずの大切なものに気づいていく。
 その過程でミュージシャンとして急成長していく鷹介の姿を鷹介とその仲間が結成するバンド『SUNSET SEASON』の楽曲が彩る。
 そして、主題歌『春歌秋冬』がさらにストーリーを盛り上げる。好きな人と一緒になれない世界で大切なことに気づく想いを歌いあげるのは、夏川りみ。
 映画だけではなく、音楽としても多角的に表現されており、今の時代をさまざまな感情を抱いて生きる人々とって、見過ごしてしまいがちな「大事なものは何か?」ということを気づかせてくれる作品である。

© 2023「右へいってしまった人」製作委員会

ストーリー

 40歳の鷹介はシェアハウス生活していた時代に、仲間と海へ遊びに行った28歳の時の夢を連夜見る。その夢の中、現実では左の駐車場に停めるはずだった仲間と乗り合わせた車は、右の駐車場へと停まる。その日出会うはずだった、同じシェアハウスで暮らしていて別のグループで海に来ていた若かりし頃の妻、水帆と鷹介は、出会わない。
 ある日、また同じようにその海へ行った過去の夢を見るが、鷹介はその夢から朝覚めることができず、そのまま日常となり、パラレル・ワールドへと迷い込む。
 過去の世界にタイム・リープしてしまった鷹介は、左ではなく、右の駐車場に車を停めるという、たった一つの選択の違いで水帆とすれ違い、水帆は、その世界線上では鷹介の親友、修二と付き合ってしまうことになる。妻と一緒になれなかった人生、そのパラレル・ワールドで鷹介は本当に大切なものが何だったのかを気づかされる日々を過ごしながら、当時目指していた音楽家への道を諦めることなく、もう一度目指すことにする。

 (2023年、日本、上映時間:103分)

スタッフ&キャスト

 出演:平松賢人(BOYS AND MEN)、高田夏帆、財木琢磨、杉浦大毅、藤代颯眞、沢井美憂、内木 志、奥田こころ、石川勇気、夏川りみ(特別出演)、津田寛治
 監督・脚本:堂野アキノリ
 主題歌:夏川りみ「春夏秋冬」(ビクターエンタテインメント)

ギャラリー

予告編

オフィシャル・サイト(外部サイト)

右へいってしまった人
君と一緒にならないパラレルワールド

公開表記

 配給:TOKYO RABBIT RECORDS
 12.1(Fri)より、全国順次ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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