井浦 新×東出昌大×芋生 悠×杉田雷麟主演『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』の予告編がついに解禁となった。
踏まれても、汚れても、咲き続け!
1980年代。まだミニシアターという言葉すらなかった時代に、若松孝二が名古屋に作った小さな映画館――シネマスコーレ。そこには映画があった。青春があった――。
本作は、『止められるか、俺たちを』第一作の脚本家で、近年、『REVOLUTION+1』や『福田村事件』など注目作を連打している井上淳一が監督。井浦 新、東出昌大、芋生 悠、杉田雷麟ほか、コムアイ、田中俊介、有森也実、田中要次、田口トモロヲ、田中麗奈、竹中直人ら実力派俳優が集結し、笑えて泣ける青春映画の傑作を作り出した。
今回解禁の予告編では、若松プロに弟子入りしながらも苦悶する若き日の井上監督自身(杉田雷麟)と、それに対峙する劇場アルバイト(芋生 悠)。そんな若者たちの葛藤とともに、若松監督(井浦 新)と木全支配人(東出昌大)ら、「映画をつくること」「映画を届けること」の難しさに打ちのめされながらも、映画をあきらめない大人たちの姿が映し出されている。今より人と人の距離が近かった時代。失敗が許され、何度でもやり直せた時代。この映画はそんな時代をノスタルジーに溺れることなく、現代にも通じる普遍の物語として描き出した。
音楽は「黒猫チェルシー」解散後、多岐にわたって活躍するミュージシャン宮田 岳が映画音楽に本格的に挑戦。新生・中野ミホが歌う、宮田が本映画のために書き下ろした主題歌からは、時代を超えた切なさと希望が伝わってくる。
井上淳一監督 コメント
コロナ禍で危機が叫ばれたミニシアター。どうにか入る映画を作って、ミニシアターを応援したいとずっと願ってきた。そう願って作った映画が図らずも師・若松孝二がミニシアターを作る話になろうとは。残念ながら、我々が作る規模の映画は、届く人にしか届かないのではなく、届く人にも届かない。こういう映画があるということすら知られることなく、ひっそりと消えていく運命にある。せめて映画の顔である予告編だけでも面白いものを作りたいと四苦八苦した。出来上がったものが、果たして映画の魅力を伝えているか、確信はない。しかし、公開まで3ヵ月弱。これが我々の顔になる。本編を観てもらう前にまずは予告編を観てもらいたい。ミニシアターを応援するために作った映画が入らずに、ミニシアターの足を引っ張ったのではシャレにならない。ミニシアターの危機は未だに続いている。それを伝えたい。伝えて欲しい。この映画に限らず、ミニシアターに足を運んで下さい。
キャスト&スタッフ
出演:井浦 新、東出昌大、芋生 悠、杉田雷麟
コムアイ、田中俊介、向里祐香、成田 浬、吉岡睦雄
大西信満、タモト清嵐、山崎竜太郎、田中偉登、髙橋雄祐、碧木愛莉、笹岡ひなり
有森也実、田中要次、田口トモロヲ、門脇 麦、田中麗奈、竹中直人
脚本・監督:井上淳一
企画:木全純治、尾崎宗子、井上淳一
プロデューサー:片嶋一貴、木全純治
音楽:宮田 岳
撮影:蔦井孝洋
(2023年、日本、上映時間:119分)
オフィシャルSNS
公式X:https://twitter.com/tomeore2(外部サイト)
公開表記
配給:若松プロダクション
2024年3月15日(金) テアトル新宿、アップリンク吉祥寺、シネマスコーレ、シネ・リーブル梅田ほか全国順次公開!
(オフィシャル素材提供)