インドのトップ・ダンサーたちが集結し、ダンス・コンペティションに挑む若者たちを描いた『ストリートダンサー(原題:Street Dancer 3D)』(配給:SPACEBOX)を、2024年3月1日(金)より新宿ピカデリーほかにて公開することが決定した。
アメリカの公開オーディション番組「ワールド・オブ・ダンス シーズン3」で2019年に優勝した「The Kings」や、「アメリカズ・ゴット・タレント」で2020年に優勝した「V.Unbeatable」など、近年、世界のダンス・コンテストでインドのダンス・グループが注目すべき成果を収めている。ダンス大会に挑む若者たちの情熱と友情を、インド映画界のトップ・コリオグラファーであり、映画監督のレモ・デソウザが描いた作品が、『ストリートダンサー』だ。
物語は、ロンドンに生まれ育ったインド系・パキスタン系の若者たちが、鎬を削るダンス・バトルを繰り広げ対立する中、あるきっかけから友情が生まれ、絆を深めていくドラマ。
ヴァルン・ダワン(スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え! No.1!!)とシュラッダー・カプール(サーホー)を主演に、インド映画界の伝説級のダンサー&コリオグラファーのプラブデーヴァーが、2人をつなぐ重要な役を演じる。実際にトップ・クラスのダンサーとして活躍するキャストががっちりと脇を固め、劇中のコンペティションは、演技のレベルを超え、手に汗握るリアルなダンス・バトルに仕上げられている。ストーリーのもう一つの柱として描かれているのは隣人愛。これは実際にロンドンで活動するインド系のシク教慈善団体のエピソードに基づいている。ダンスへの情熱を社会貢献につなぐ、若者たちの熱い成長ドラマが展開する。
本作は2023年12月開催の「インディアンムービーウィーク2023パート3@キネカ大森」にて特別上映された際、チケットが5分足らずで売り切れとなる人気で、急遽、2024年3月からの劇場公開が決定した。
ストーリー
舞台はロンドン。インド系の青年サヘージ(ヴァルン・ダワン)率いるヒップホップ・ダンス・グループ「ストリートダンサー」と、パキスタン系の女性イナーヤト(シュラッダー・カプール)率いるチーム「ルール・ブレイカーズ」はライバル同士で、街中で鉢合わせするたびに、火花を散らすダンス・バトルを繰り広げていた。ある時イナーヤトは、レストラン・オーナーのラーム(プラブデーヴァー)が、閉店後に南アジア系の路上生活者に食事を無償提供していることを知る。そして、活動を応援する資金を得るため、仲間とともに、優勝すると10万ポンド(約1,800万円)の優勝金が獲得できるダンス・バトル「グラウンド・ゼロ」への挑戦を決意する。一方サヘージは仲間と別れてイギリスのグループ「ザ・ロイヤルズ」に加入し、グラウンド・ゼロに挑む。別々の目標のもとグラウンド・ゼロに参戦した2人だったが、あるきっかけから友情が芽生え、同じ目的を持ち、コンペティションを勝ち進んでいく――。
(原題:Street Dancer 3D、2020年、インド、上映時間:142分)
キャスト&スタッフ
監督:レモ・デソウザ
出演:ヴァルン・ダワン、シュラッダー・カプール、プラブデーヴァー、ノーラー・ファテーヒー
公開表記
配給:SPACEBOX
2024年3月1日(金)より新宿ピカデリーほかにて公開
(オフィシャル素材提供)