2023年12月8日に公開をした杉咲 花映画単独初主演作『市子』が、年を開けてもなお、ロングラン絶賛公開中!
この度、主人公・市子を全身全霊で演じ切った杉咲 花が、毎日映画コンクール《女優主演賞》に輝いたことが発表され、本人から喜びのコメントが到着した。
毎日映画コンクールは、毎日新聞社やスポーツニッポン新聞社などが主催する、1946年の創立から今年で78回を迎える日本の代表的な映画賞のひとつ。その由緒ある映画賞の《女優主演賞》部門に、『市子』でこれが映画単独初主演となった杉咲 花が輝き、本日の毎日新聞・スポーツニッポンの紙面にて発表、解禁された。
『市子』は公開直後から多くの映画ファンが劇場に駆けつけ満席回が続出。SNSでは、「今年観た映画の中で断トツ」「放心状態。映画館を出てからもこの世界に市子がいるとしか思えない」「年末に強烈な一撃をくらう」といった高評価の声が並び、誰が始めたのか、映画ファンの年末の風物詩となったその年のベスト10映画を挙げる投稿には、12月公開にして多数ランクインを果たしていた。こうした映画ファンたちの口コミが拡がりをみせ、年末年始も順調に数字を伸ばし、当初30館程だった上映劇場も現在80館程まで拡大が決定している。
本作の口コミの中で欠かせないのが、主演・杉咲 花の圧倒的な演技を称賛する声だ。それは“演技”という枠を超え、劇中の市子という人物そのままに、壮絶な人生をスクリーンの中で生き抜いてみせた姿が多くの人の心をとらえたことを意味する。公開前から映画評論家陣から絶賛の声が挙がっていたが、それは公開後も留まるところを知らず「杉咲 花さんの存在感が圧倒的」「事前に知らなければ杉咲 花だとは気がつかないくらいイメージと違う強烈な目」「杉咲 花を全身で堪能できた」「杉咲 花の演技にひたすら引き込まれる2時間」といった声が相次ぎ、タイトルロール“市子”としての輝きがたくさんの観客の記憶に焼き付くこととなった。
今回の毎日映画コンクール《女優主演賞》の受賞、さらに映画ファンたちの熱い声によりさらに拡がりを見せる本作について杉咲からコメントが到着。「嬉しい気持ちでいっぱいです。特にまわりの方々が喜んでくれているのが何より嬉しいです」と喜びを噛み締め、「手放しに“感動できる”とか“癒される”とかいった作品ではないのですが、人間の複雑さを描いた『市子』という物語をこんなにもたくさんのお客様が観てくださったということに希望のようなものを感じます。この映画へのまなざしは、自分たちの実生活にも返ってくるものだと思っています。それがほんのちょっとでも、人々の暮らしや社会に影響を与えられるものであったら嬉しいです」と観客へのメッセージを送った。
なお、毎日映画コンクールの授賞式は、来月2月14日(水)にめぐろパーシモンホールにて行われる。今後の映画賞レースでの動向にもますます注目だ。
公開表記
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
テアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテほか絶賛全国公開中
(オフィシャル素材提供)