ナイツ・塙宣之が漫才協会の改革を目指し、奔走しながら初めて監督をつとめたドキュメンタリー映画『漫才協会 THE MOVIE ~舞台の上の懲りない面々~』が3月1日(金)より角川シネマ有楽町ほか全国公開となる。
この度、2月21日(水)にニッポン放送 イマジンスタジオにてナイツ ザ・ラジオショーリスナー先行特別試写会 トークショーが開催された。ナイツとおぼん・こぼん、ねづっちが登壇! 『漫才協会 THE MOVIE ~舞台の上の懲りない面々~』の感想から、漫才協会の歴史を笑いを交えて、トークする盛大なイベントとなった。
お馴染みのナイツ・ザ・ラジオショーのオープニング・ソングでナイツの二人が登壇! 「今回すごかったんですよ! 10倍近い倍率を見事に当選した100名の皆様にお越しいただきました!」と土屋が説明すると、塙はすかさず、「オードリーに負けてられるか!」と意気込み。土屋は「どう見ても負けてますけどね」とツッコミを入れる。「向こう16万人でしょ。映画の目標動員人数16万人以上を目指して頑張ってます」と監督として“オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム”越えを狙うと力説した。
続いて、ねづっちが登壇。早速、塙から映画館でかかる「NO MORE 映画館泥棒」と謎かけのお題を振られると「整いました! NO MORE 映画館泥棒とかけまして、キャッチャーの牽制のサインと解きます」「その心はハイキュウ(配給/配球)とは関係ない」と見事な答えでイベントがスタート。
ねづっちは本作にも出演しており、塙は「水道橋博士がこの映画を観てねづっちの話がめっちゃ感動したって」と周囲の感想を伝えた。続けて「なぜか水道橋博士がこの映画を今、激烈推しモードに入っておりまして。今いろいろな人にこの映画を勝手に拡散してくれて。今度、名古屋でこの映画の上映があるんですけど、なぜか博士が登壇する公開記念トークショーをやることになりました(笑)」と説明。土屋が「関わってないですよね?(映画に)でてないですよね?」とツッコミむと、塙は「博士が『俺が宣伝隊長になる』って。YouTubeにも出ることになってさっき対談してきました」とYouTubeまで出演したことを話した。すかさず土屋は「ありがたいですよね。東洋館を知る人ですからね」とフォローを入れた。
そして、会場が盛り上がったところでおぼん・こぼんが登壇。映画を仲間と事前に観たおぼんは「みんなに感想を聞いてきました。『いいじゃな〜い、漫才協会よく分かるじゃな〜い』ってみんなに褒められました」と笑顔で塙に報告。「今回、おぼん師匠が大好きな方がナレーションをやっているんですよね」と土屋が振ると、おぼんは「小泉キョンキョンが」と照れながら即答。塙は「何年かに一回、おぼん師匠が拗ねる時がありまして、漫才協会に出なくなる時があるんですけど。去年、3ヵ月くらい出なかったので、『おぼん師匠! 看板なので出て下さい!』と。それで小泉さんがラジオに出演してくれた時にラジオの生放送中に、一言おぼん師匠に出るように言ってもらえませんかってお願いして。そしたらおぼん師匠が12月に漫才協会に出るってことになって。速攻でしたよね」とおぼんがいかに小泉ファンであるかを語った。おぼんは会場でラジオで小泉今日子に言ってもらった応援メッセージを録音した音声を流し、観客は大爆笑。「これまで全員で説得してたのに」とナイツとねづっちは呆れ顔をしていた。
さらにおぼんはナイツについて「若手の頃のナイツの漫才を見ていてもクソ面白くなかったんだよ。うまいのはツッチーのツッコミだけでいつも褒めていたんだけど、大喜利になると(塙は)すっごい面白い」と懐かしそうにコメント。土屋は「塙さんが漫才協会のために頑張った様子が映画では描かれていますけれど、その前からおぼん師匠が特にマスコミを呼んできたり、協会のために頑張ってきたじゃないですか」とこれまでの漫才協会への師匠の貢献について語った。
漫才新人大賞へゲストを呼ぶために爆笑問題の事務所に乗り込み、「『審査員でお願いします!』『うちは一切審査員はやりませんから』って断られたんだけど『審査員はやらないけど、司会はやります』って爆笑問題がやってくれて。その後も(ビート)きよしもきてくれて」と今までの功績を語った。塙は「とんねるずのノリさん(木梨憲武)も! 唯一きてないのが 貴さん(石橋貴明)だけで。会った時に貴さんに言ったんですよ。そしたら『やだよぉ〜めんどくさい」って」と会場中は大爆笑。しかしそんな石橋も最近東洋館を訪れたという。
最後に塙は「これからも師匠の思いを受け継いで若手の力で盛り上げていきたい」と師匠の前で固く誓った。
登壇者:ナイツ、おぼん・こぼん、ねづっち
公開表記
配給:KADOKAWA
2024年3月1日(金)より角川シネマほか全国ロードショー
(オフィシャル素材提供)