イベント・舞台挨拶

『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』公開記念舞台挨拶

©2023映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』製作委員会

 映画『PLAY! 〜勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』が3月8日(金)ついに全国公開! 翌9日には都内映画館で公開記念舞台挨拶が実施され、W主演の奥平大兼と鈴鹿央士、共演の小倉史也、そして古厩智之監督が登壇した。

 本作は、実話にインスパイアされた日本初の【eスポーツ】劇映画化作品。徳島の高等専門学校を舞台に、ひょんなきっかけからチームを結成、全国高校eスポーツ大会に挑む3人を描いた青春ムービーだ。

 金髪&ピアスという、見た目はやんちゃの1学年下の翔太を演じた奥平。満席の会場に感無量の様子で「映画をご覧いただいた方とこのような形で面と向かってお話をする機会が少ないので今日は嬉しいです。公開初日の昨日から皆さんがどう思ってくれているのか感想をチェックしていますが、自分が思っている以上に純粋に楽しんでいる方が多く、嬉しくてなんだかソワソワしています」と念願の公開を迎えた喜びを噛み締めていた。

 天才ゲーマー・達郎役の鈴鹿も「この映画がどう受け止められたのか、ソワソワしながら感想を待っている自分がいます。今日は登場の際に皆さんからたくさんの拍手をいただき、観終わった後の雰囲気もいい感じなので、僕らの想いもしっかり届いたのかなと、嬉しいです」とニッコリ微笑んだ。

 VTuberの胡桃のあに夢中の亘を演じた小倉は「皆さんそれぞれが作品を持ち帰っていただけるような表情をされているので嬉しいです。この映画に影響されてeスポーツを始める人が出て来てくれたら」と期待。

 キャスティングの狙いについて聞かれた古厩監督。奥平については「映画っぽい俳優。立っているだけで絵になる人で、風景の一部になれる。海も林も風も一緒。野生動物なのか?という感じがある」とし、鈴鹿については「いわゆる芸能人っぽくなくて、人を人として見ている。しかもイケメン!」と評した。小倉については「初めて会った時にこちらが聞いてもいないのにプライベートな話をしてきて、それが面白かった」とキャラクター性に目を止めていた。

 そんな古厩監督の現場について奥平は「自由に芝居をしていいと言ってくれたお陰で、現場に行ってその場で役を生きることができた」と感謝の言葉を述べた。鈴鹿は「青春物語でもあるので、達郎の変化を考えて引き算をしながら演じました。大兼が自由に芝居をしてくれたし、小倉君も一緒に芝居をしていて楽しかった」と撮影を振り返った。小倉は「亘は卑屈でヤバい奴。でも根本は僕と似ているところもあったので、斜に構えた卑屈時代の自分を役に活かして演じました」と語った。

 また、古厩監督が再び3人と組むならばどんな役を演じさせたいか、妄想トークを展開。古厩監督から「悪役をやってほしい。タクシー強盗とか?」と言われた奥平は「悪役はやったことがないので面白そう。自分とかけ離れている役は演じて新しい発見があるのでいつかやりたい」と前向き。また、鈴鹿は「だらしのない男を見てみたい。彼女のヒモになるとか?」と監督に言われ、「占い番組で恋愛運ゼロと言われたばかりなので、だらしのない男も出来るかも」と満更ではない(?)様子だった。一方、古厩監督から「モテる感じの役が良い」と提案された小倉は「俺、モテるのか?」と首を傾げるも「俺の第一印象は確かにアレだけれど、一緒に生活すれば良さがわかるよ」と観客に向けて訴え、会場は笑いに包まれた。

 最後に、奥平と共にW主演を務めた鈴鹿は、「一生懸命何かに向き合った先にあるものとか、それに一緒に走った人とか、人との出会いや関わり方が新しい時代ならではの映画だと思います。昨日から公開してこれだけたくさんの方々に観に来ていただいて嬉しいです。皆さんと一緒に『PLAY! 〜勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』を盛り上げていけたらと思います」と大ヒット祈願。奥平は「この映画をきっかけにeスポーツを知っていただけたら、いちゲーム好きとして嬉しいです」と微笑んで「この映画を通して僕は、結果に関係なく何かに全力になることの大切さを考えさせられました。皆さんにもそんなところを持って帰っていただけたらと思います」と呼び掛け、イベントは締めくくられた。

 登壇者:奥平大兼、鈴鹿央士、小倉史也、古厩智之
 MC:奥浜レイラ

公開表記

 配給:ハピネットファントム・スタジオ
 2024.3.8(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開中

(オフィシャル素材提供)

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