イントロダクション
舞台はフランスのとある郊外。主人公リンダと母ポレットのチキンをめぐる大騒動と亡き父の記憶を描く物語。
本作の監督・脚本は気鋭の映画作家キアラ・マルタ(『Simple Women』)とアニメーション作家セバスチャン・ローデンバック(『大人のためのグリム童話 手をなくした少女』)。夫婦であるふたりがタッグを組み、鋭く繊細な実写映画的演出と、描線の筆遣いが活き活きと残されたワイルドで大胆なアニメーションで、唯一無二の映画体験を贈る。
この映画の「主役」である子どもたちは、録音スタジオではなく屋外で、実際に体を動かして演じながら声を収録。クレマン・デュコル(『アネット』)による楽曲が、楽しさだけではなく切なさでこの物語を彩る。
カラフルでスウィートな映像、笑いと涙のあいだを自由自在にかけめぐる物語、そしてなにより登場人物たちの爆発的に愛らしいアナーキーな魅力が前代未聞のレベルで掛け合わさった、大人から子どもまで誰もが楽しめる”史上最高級”のアニメーション・コメディ!
ストーリー
舞台はフランスのとある郊外。母ポレットの勘違いで叱られたリンダは、間違いを詫びる母に、かつて一緒に暮らしていた父のレシピのチキン料理が食べたい!と懇願。しかし街はストライキでお店はどこも休業中! チキンをめぐる母娘のクレイジーなドタバタ劇は、警察官や運転手、団地の仲間たちを巻き込み大騒動に。ふたりは思い出の料理を食べることができるのか……。
(原題:Linda veut du poulet!、2023年、フランス=イタリア、上映時間:76分)
キャスト&スタッフ
監督・脚本:キアラ・マルタ、セバスチャン・ローデンバック
キャスト:メリネ・ルクレール(リンダ役)、クロチルド・エム(ポレット役)、エステバン(セルジュ役)
日本語版キャスト:落井実結子(リンダ)、安藤サクラ(ポレット)、リリー・フランキー(ジャン=ミシェル)
提供:アスミック・エース、ミラクルヴォイス、ニューディアー
ギャラリー
予告編
オフィシャル・サイト(外部サイト)
公式X:@Linda_anime_JP
公開表記
配給:アスミック・エース
4月12日(金) 新宿ピカデリーほか全国順次ロードショー
(オフィシャル素材提供)