イントロダクション
『燃えよドラゴン』、そして初主演作『タイガー・プロジェクト/ドラゴンへの道序章』から50年、“世界のアクション・レジェンド”としてエンタテインメント界を牽引してきたジャッキー・チェン。『ドランクモンキー酔拳』日本初上陸から45周年、そして70歳を迎える節目の年。そんなメモリアル・イヤーに彼は、人生の集大成といえる大作に挑む。
それがジャッキー・チェン50周年記念アクション超大作『ライド・オン』。
主人公のベテラン・スタントマン/ルオ・ジーロンを演じるのは世界のアクション・スター、ジャッキー・チェン。自分の分身ともいえる峠を過ぎたベテラン・スタントマンという設定は、数多くの役柄を演じてきた彼にとって今回が初めて。
劇中には、これまでジャッキーが演じてきたたくさんの作品から、命懸けアクション・シーンが使用されている。それらは本作の役柄と作品自体に大きな説得力を与え、観客に深く感動を与える。このジャッキー映画最新作は、昔からのジャッキー・ファンと、彼の作品に初めて触れる映画ファンの両方がともに楽しむことが出来る、まさに“究極の集大成”と言える。
ストーリー
香港映画界伝説のスタントマンと言われたルオ・ジーロン(ジャッキー・チェン)はケガをきっかけに第一線を退き、現在は借金取りに追われながら中国の撮影所に住み込み、愛馬・チートゥとエキストラなどの地味な仕事をこなす日々を送っていた。
ある日、チートウの元持ち主であった友人ワン(レイ・ロイ)の債務トラブルが原因で、チートゥが競売にかけられる危機に。困ったルオは疎遠になっていた一人娘のシャオバオ(リウ・ハオツン)を頼ることにする。法学部の学生であるシャオバオは、恋人の新米弁護士ナイホア(グオ・チーリン)を紹介。だがシャオバオは、スタントに入れ込むあまり母と離婚した父を受け入れられずにいた。
チートウに惚れ込んだ大企業の総裁で馬好きのホー(ユー・ロングァン)が、チートゥを買い取りたいと申し出るがルオは請け合わない。昔ながらの体を張った危険なスタントに固執する姿に反発したシャオバオとも溝ができてしまう。結局は裁判で負け、チートウをホーに譲ることになったルオ。
シャオバオは、仕事にも家族にも命をかけることでしか愛を伝えられない不器用な父のために愛馬を返して欲しいとホーに懇願するが……。
(原題:龍馬精神/英題:RIDE ON、2023年、中国、上映時間:126分)
キャスト&スタッフ
監督・脚本:ラリー・ヤン
出演:ジャッキー・チェン、リウ・ハオツン、グオ・チーリン、ユー・ロン、グアンディ・オン、ジョイ・ヨン、ユー・アイレイ、シー・シンユー、レイ・ロイ、ウー・ジン
ギャラリー
予告編
オフィシャル・サイト(外部サイト)
公開表記
配給:ツイン
5月31日(金)“人生の集大成”ロードショー
(オフィシャル素材提供)